⬇︎前回のお話💓♥️💜





私は大きなお腹で

空港へと向かった。






お腹はとても重く

歩くだけで息が上がった。






「よいしょ」






と空港のベンチに座ると

周りの人が私のお腹を見ていた。







きっと

「目につく」だけ





なんだろうけど…







まだ若かった私は

キッと周りを睨みつけた。






ただ…






飛行機に乗り込む時は





「妊婦」として

沢山の優遇を受け





正直とっても気分が良かった。








飛行機が飛び立つ。






飛行機の窓から見える


どんどん小さくなって行く空港を

見つめながら…






「次、ここへ帰ってくる時は

このこと2人なんだよね…」






そう思うと

幸せな気持ちでいっぱいになった。







正直…




彼を一人にするのは

色んな意味で不安だった。




けど





「離れてる時間が

愛を育てるって言うしね!」





と、自分の心を

なんとか納得させていた。





すると…





機内に

子どもの「泣き声」が響いた。





 

泣きやませようと

あやすお母さんの声とは裏腹に…






その子は

大きな声で泣いていた。








横のサラリーマンが


泣き声にイライラしているのか

貧乏ゆすりを始めた。





そんな

サラリーマンを見て私も…






「早く泣きやまないかな…」






と、思った。






今なら…






子どもが泣くのは当たり前で





ママだって

早く泣きやませなきゃって思ってるんだから…





だから





「温かい無視に協力したい」

そう思える。






ただ

当時の私は、

 




「気分」は

ママのつもりでいたが






思考はまだ「ママ」ではなかった。





私は泣き声に

ため息を付きながら




「名付けの本」を開いた。 




【続く…】➡︎




読者登録してね



心育児研究家♡日菜あこ





《一気に読める様になりました🌜✨》

⬇︎⬇︎⬇︎

【幸せになる方法】

19歳での妊娠~

➡︎初めから読む🌸✨