⬇︎前回のお話💗♥️💖
目を覚ますと
外は明るかった。
ビーズの内職をしながら
ソファーで寝てしまったらしい。。。
彼は仕事に行ったのか
もう居なかった。
あれからお互いシカトし
一言もまだ会話してなかった。
ふと、
自分にモーフが
掛けられている事に気付く。
きっと、寝てしまった私に
彼がモーフが掛けてくれたんだろう…
「ありがとう…」
そう思えたら
また違ったのかも知れない。
しかし、当時の私は
「こんなんで許さないんだから！」
と、感謝の気持ちを
持つ事すら出来なかった。
ずっと家にいて
人と会話する事のない生活に
心の余裕をなくしてしまっていた。
「とにかく早く
終わらせて福岡へ帰る！」
その為に
またひたすらビーズを付けた。
裏表が逆じゃないか？
後ろの布まで縫ってしまっていないか？
ビーズが緩い所はないか？
1つ1つ確認しながら
ご飯も食べずに縫い続けた。
「今日は早く帰る」
そんな彼のメールもシカトし、
ひたすらビーズを縫い付けた。
つづく…⭐️➡︎第45話「婚姻届」
心育児研究家♡日菜あこ
《一気に読める様になりました🌜✨》
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