\前回のお話🌸⭐️🦋/





出血を見て
心臓の音がどんどん大きくなる。




不安と共に
またが溢れる…




「誰か助けて…」




ケータイを手に取り




「電話…」





と、連絡帳を開いたが






すぐに閉じた。






「きっと…







相談したって皆困るだけ…」






回りに心配掛けないようにしなくちゃ。






自分の事は自分で解決しなくちゃ。








「ねぇ、ママ!
私も妹みたいにして!」






それが言えなかった事を
思い出した。




 
私には3個下の妹がいる。






喧嘩もしたけど、 とても可愛くて





「妹は私が守ってあげなきゃ」





と、小さい頃は「お姉ちゃん」でいる事が
自分の使命だと思っていた。



 


妹の方が小さいから
自分で出来る事は自分でする。





そうすれば
ママは喜んでくれる!





私はお姉ちゃんを頑張った。






頑張った時に見れる
「ママの喜ぶ顔」が、ただただ嬉しかった。





我慢だって辛くなかった!





 のに…





いつしか
私は「心」を閉ざし鍵を掛けた。





ママを…




母親を困らせる事で
愛情を試していたのかも知れない。





ママには…




1番迷惑を掛けて
本当に沢山の涙を流させてしまった。




なのに…





いつもママは味方で居てくれた。


 


「どんなあなたも大好き」


 

諦めず、
どんな時も寄り添ってくれた。



 
だから…




もう、
心配だけは掛けたくない。





ネットを開き
自分で産婦人科を探した。




つづく…🦋  ➡︎6話産婦人科



心育児研究家♡日菜あこ




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