例えば精神疾患で残業規制されてるAさんとBさんが同じ部署で働いてます。


なにも知らない他部署の人が、

AさんとBさんに残業しなければならない仕事を頼みました。


Aさん

私、病気で残業できないことになってるんですけどムカムカ私、できないんで他の人探してください。私の事情をそもそも連携されてないなんて、この会社どうにかしてるムキー


Bさん

私の勤務時間でここまでの範囲はできるけれど、残業できないことを考えるとお仕事を頼んでくれた人には申し訳ないけど、一度正直に相談しないとだなにっこり


と仕事を依頼されたときに思ったとします。

で2人ともが『ごめんなさい。病気により残業ができないのでこのお仕事を全て引き受けるのは無理です。』と同じ言葉を使用して他部署の人に伝えたとします。


すると不思議なのですが、

Aさんに対しては、『病気を理由に権利としてふりかざしやがってムカムカちゃんと仕事しろよムキー』と思う一方、

Bさんに対しては『事情も知らずに申し訳なかった不安』もといった思いがでてきたりします。


直接断りを入れたときの方が分かりやすいですが、メールでも同じ現象は起きます。


同じ言葉でも言葉以外のことが通じてしまう。


ということは、信じられなくても、なんとなく頭に置いておくことをおすすめしますし、


なんで同じことをしてるのに、

あの人は許されて私は許されないの!?


といった思いがでるときは、

一度、自分がどんな考えで物事を対処してるのか、といったことを内観してみると見えてくるものがあるかもしれません。