【心の風邪にきくヨガ・ピラティス瞑想】第1章・心の風邪について | 姿勢から美と健康を引き出す 美宅玲子のブログ

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ヨガ・ピラティスをきっかけに心の病・摂食障害を克服。
心身の健康を目指す方への日常的なヒントになるインストラクターのブログです。

『姿勢から美と健康を引き出すマニュアル』2011.4.1版

―――「心の風邪にきくヨガ・ピラティス瞑想」編

第1章・心の風邪について

 ストレスの多い現代社会環境にあって、うつ病・摂食障害など、心の風邪にかかることは珍しいことではなくなりました。

■ ストレスの原因 ■

心のエネルギーを奪うストレスの
<環境要因>
①物理的ストレス...温度、明るさ、騒音など
②化学的ストレス...アルコール、ニコチン、カフェインなど
③対人環境...恥をかく、罪悪感を持つ、葛藤する出来事など


<身体的要因>
①睡眠不足…寝る前までパソコン作業や明るい光の下にいると入眠を妨げる
②栄養不足…カロリーは足りていても、代謝や神経伝達・ホルモン分泌に関わる栄養が不足している場合も多い
③疲労

しかし、そういったストレスがかかっていても、そのストレスを


■ ストレスのかかり方 ■

①自分の裁量でコントロールできる自由度がある
②周りの人たちの理解・支援がある

ならば、ストレスのかかり方は低くなります。


■ 心の風邪にかかりやすい性格 ■

まじめ、几帳面、完璧主義、責任感が強い

ため、仕事をするうえで頼りになり、評価も高いことが多いものです。
しかしそこへ過剰なストレスがかかると、過剰に頑張り過ぎて(過剰適応)しまい、ホルモン・自律神経のバランスを崩し、心の風邪にかかってしまうのです。




※ 参考文献 「なぜヒトはうつになるのか」C&R研究所