---骨盤ピラティスで下半身シェイプ！編
第2章 骨盤とは（つづき）
②骨盤底とは
骨盤を下から見た図です。
左右の坐骨結節、下の恥骨結合、上の仙骨～尾骨の4点が確認できます。
そのひし形の中に内臓を下から支える筋肉がめぐっています。
人間は重い内臓をこの底辺で支えるため、引き締めたり緩めたりをしっかりできる必要があります。
ここの面積が広がる＝骨盤底がゆるむと、尿や便が出やすくなります。同時に内臓を覆うお腹のインナーマッスルである腹横筋も連動して緩み、内臓が下がったり、それが継続していくと下半身がたるみやすくなります。
逆にここの面積が小さくなるということは＝骨盤底が締まる、お腹～下半身も締めやすくなります。
エクササイズの時は「坐骨を寄せて」「尾骨を恥骨の方にたくし込んで」などと表現しています。
動画はこちらからご覧ください↓
http://www.youtube.com/watch?v=cCQ_9My1hVA こちら
＊日常の動きの中では
立つ...骨盤底が締まる
しゃがむ...骨盤底が広がる
腰を丸める（後傾）...骨盤底が締まる
腰をそらす（前傾）...骨盤底が広がる
太ももを外ねじり（外旋）…骨盤底が締まる
太ももを内ねじり（内旋）…骨盤底が広がる
動画はこちらからご覧ください→ http://www.youtube.com/watch?v=wGhdrN9AYwE こちら
動画をもう一つこちらからご覧ください→ http://www.youtube.com/watch?v=1B-tftHWUo4 こちら
骨盤底を引き締め引き上げて内臓を上げ、下半身を引き締めるとは、骨盤底筋群（写真）を引き締めること。
イメージとしては「坐骨を（肛門の方に）寄せ、尾骨を恥骨の方へたくし込み、ジッパーを体内（ぼうこうの方へ）引き上げる」
そうするとお腹がしまり、背すじが伸び、内ももがしまる感覚が得られます。
※ただし、お尻や太ももを固くしたりお腹の表面から力を入れるのではなく、表面はリラックスさせます。
参考資料：「骨盤力」スキージャーナル株式会社
雑誌「ｆｉｔｎｅｓｓ ｊｕｒｎａｌ」付録