みなさん、こんにちは。

前回の投稿から少しサボってしまってすみません。

 

先週末から寒波がやって来て秋からもう冬?と思うような寒さを感じています。

お住まいの地域によっては初雪が降ったり、高い山が冠雪しているのを見れたりして冬の訪れを感じておられる方もいらっしゃると思います。

今日はワンちゃんの寒さ対策と我が家のヒナの冬の過ごし方をご紹介します。

 

  ワンちゃんて寒さを感じる?

原産地が寒い国や地域の犬種は当然冬の寒さにも強いですが、それ以外の国や地域が原産地の犬種は寒さに弱い犬種もいることは皆さんもご存じだと思います。また、最近は家の中で飼育されているので部屋の中と外の温度差で体調を崩すワンちゃんもいるようです。一般的に寒さに強いか弱いかはワンちゃんの被毛の種類でほぼ決まっています。

犬の被毛には、皮膚を保護する硬い毛質のオーバーコート(上毛)と、体温を調節するふわふわとしているアンダーコート(下毛)の2種類があります。オーバーコートとアンダーコートの両方を持つ犬を「ダブルコート」、オーバーコートのみを「シングルコート」といいます。

ダブルコートの犬は、寒くなるとアンダーコートの毛が増え、まるでダウンジャケットのような役割を果たしてくれますが、犬種によって毛量も異なってきます。基本的に寒い地域原産の犬種であれば、寒さに適応できるようにアンダーコートがしっかりしていますが、暑い地域原産の犬種では、アンダーコートが極端に少なく寒さを感じやすい場合もあります。 一方、シングルコートの犬は、保温してくれるアンダーコートが無いので、寒さに弱い傾向があります。

 

  寒さに強い犬種、弱い犬種

寒さに弱いシングルコートの犬種
トイ・プードル、マルチーズ、ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャー・テリア、パピヨン、ミニチュア・ピンシャー…etc

寒さに強いダブルコートの犬種
柴犬、コーギー、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、チワワ、フレンチブルドッグ、シェットランドシープドッグ…etc

 

因みに我が家のヒナはダブルコートなので冬の寒い時の散歩でも平気な顔をしてスタスタと散歩を楽しんでいます。

 

  寒い時の散歩で何を気を付けたら良いの?

室温と外気温の差が激しい場合には、急激な温度変化に身体がこわばりケガをしやすくなります。特に、前述したシングルコートの犬種や被毛の短い犬種、暑い地域原産の犬種には洋服を着せるなどの配慮が必要です。

あと、雪が積もる地域で買っているワンちゃんには特に気をつけないといけないことがあります。

路面凍結防止に使用される融雪剤は「塩化カルシウム」という成分が含まれているので、肉球などに触れると炎症を起こして赤くなったり、皮が向けてしまったりすることがあります。また、誤って食べてしまうと中毒症状を引き起こし、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が出ることがあるので、雪で濡れた足は舐めさせないようにしましょう。長毛の犬種は雪の上を歩いているだけでも毛に雪が絡みつき、だんだんと雪玉ができてしまいます。雪玉ができやすい足首や内股、お尻などは体温調整に必要な血管が通っているので、長く放置すると体温が下がってしまったり、凍傷になるおそれもあります。

 

これから寒い季節になりますが、散歩をサボらずワンちゃんに合った服装をして一緒にお出かけしましょう