こんにちは ひなです!
今日は私のお勤めしている老人ホームでの一コマをお伝えします
私が医務室でPC業務をしていると、
フロアから聞こえてくる話声・・・
「私の人生、なかなかのものだったと思うのよ」
「ほう、、私の人生もなかなかのものだったよ」
「もちろん、イヤなこともあったけどね・・。でも、思いかえすと楽しかったなあって。」
「そう思えるのはステキだね」
「戦争もあったしね。貧しかったんだけどね。それでもね、あー楽しかったって。
このまま、死んでも悔いはないかなって・・」
「そう思いながら死ねるって幸せだね」
「ホントよね。私、幸せだったわ」
なんか、凄い会話って思って、どなたとどなたがお話しているのか思わず顔を確かめに医務室を出てしまいました
95歳になる足の不自由なおばあちゃんと、今回ショートスティで1週間ほど利用している80代のおじいちゃんとの会話でした。たまたま、食席が隣となったようです
医務室の中でPC業務をしていると
実はいろんなお年寄りの会話が聞こえてくるのです。
女性の入所者様が多いので、女性同士の会話が多いのですが、
あっちが痛い、こっちが痛いなどの体調不良の報告会。
家族や子供の心配。そして、お金の心配。
そして、この施設の不満や愚痴・・・
といったあたりでしょうか・・
これらの会話は、また、言ってるわ。一日言っててよく飽きないなあ
くらいで、耳に残らないのですが・・・
今日のこの2人の会話は、なんかとても神々しく、
聞こえてきた私をも幸せにしてくれた会話でした
私も、この人たちの歳になったら、
世間話で、
「私の人生、なかなか楽しい人生だったよ」って、話をしたい
そして、一緒に、よかったね。楽しい人生だったよねステキな人生だったよね
って言い合える仲間と共にいたいなあって
思いました
心がほっこりしたので、皆様にもシェアしますね
読んでいただきありがとうございます