春にそれぞれ大学生と高校生になった娘たち。
初めての夏休みを超えて、1年も折り返しにきました。
吹奏楽バカの高校生の次女のお話です。
部内で唯一の内進生として、外進生より1ヶ月ほど早く高校生の部活をスタートしました。
これまで同じパートに先輩がほぼいない状況で中学3年間を過ごし、少人数バンドゆえに居なくて困ることはあっても、出してもらえなくて泣いたり辛い思いをしたことはありませんでした。
同じ学校でありながら、中学とは違い全国大会常連の高校生の中で、ただ今、絶賛苦戦中です。
元々、高校生の先輩方が大好きだったので
部活そのものは楽しくて仕方ないようですが、
今まで経験のなかった、様々な本番に向けた部内オーディションに通ることが出来ず、この半年は涙することばかりでした。
昨日もアンサンブルコンテストのメンバーになれずにしょんぼり帰ってきました。
中学でポジションを勝ち取るために、また上位大会に向けて、切磋琢磨した経験のある同級生の中で
その経験のなかった娘はなかなか追いつけないというのが現状なのだと思います。
それでも中学時代は全力で部活を頑張ってきたし、
誰よりも真剣に打ち込んだという自負もあります。
そんな姿をすぐそばで見てきたからこそ、
なかなか結果が出ないことに、私も焦りを感じてしまい、傷心し憔悴している娘に、昨晩ガンガンに意見をしてしまいました😭
帰りの電車の中で、口に出してはいいにくかったのでしょう。家族LINEでオーディションの結果を伝えてきました。辛い気持ちを一生懸命、前向きな言葉に変えて、次への決意表明をしていたのに…。
オーディション当日、感触があまり芳しくなかったことを聞いていたので、思う結果にならなかった時になんて言葉で励まそうか…私もこの数日、実はずっと考えていたのです。でもついて出て来た言葉は、それとは裏腹に否定的な言葉のオンパレードでした。
そんなの絶対良くない。良くないに決まってる。
だけど言い始めたら止まらなくなってしまいました…。
長女は中学卒業まで登校渋りも何度か経験してきたので、高校はとにかく楽しく笑顔で3年間を送ってほしいという思いしかありませんでした。
なので必然的にうるさく言うことは減っていき、
体のことで大変なことばかりではあったけど、
のびのびと高校生活を送ることが出来ました。
しかし…部活のために中学受験までした次女です。ついつい長女より期待値も高くなってしまうから…。あれこれ意見をしてしまうことが多くなり…。
結局、オーディションの結果を受け止めきれなかったのは私の方だったのでしょう。
昨日の夜は、言い過ぎてしまった罪悪感と
やはりオーディションを通れなかったショックで
よく眠ることが出来ませんでした。
娘の奏でる音を良しとしてくれる人もいれば、そうではない人もいます。今年はなかなか良しとしてもらえないですが、じっと耐えて力を蓄える時だと言い聞かせ、たくさんの挫折を今のうちに経験しておくことは大事であることも理解はしているつもりですが…。
やっぱり親としては娘が活躍する姿を見ていたい。
そんなわけでなかなか子離れ出来ずにいます。
ダメなオカアサンです😭
冷静に考えたら、たかだか部活に振り回されて
バカみたいな話なのですが。
今日は簡潔に手短に誠心誠意謝ります。
そして、部活や勉強に関して娘への干渉は
昨日で終わり。本人に任せようと決めました。
目立った活躍がなくてもいいじゃない。
最後まで諦めずに頑張れたらいいじゃない。
そうなるために、黙って必要なお金は出し、いい時もそうじゃない時も静かに見守る。でも必要な時は助言と手助けをする。そんな賢い親にならなくちゃなと思います。