現在4話目の『紫陽花坂』に差し掛かっております



ああああああああああーーーーー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
どれも好きだけど、きたきたきたヤバイのキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
短編と言ってもそこそこ長い&一気に読むと確実にイケナイやつだから、あえて読了しないで本を閉じました。
けど、今年読んだ中でベスト1、2のどちらか……もしくはWベスト1にランクインします
※もう一方の2017年衝撃作は『雨の塔』。こちらも宮木さん作品です。(あくまで個人的ランキング)

※もう一方の2017年衝撃作は『雨の塔』。こちらも宮木さん作品です。(あくまで個人的ランキング) 何とも言えない……。
言葉にならない……。
あの頃の緋奈やあの時分の緋奈が重なるところもあれば(具体的な部分まで)、もちろん現在からしてもシンクロ率暴走モードな精神観だし、緋奈作を彷彿とするシーンもあって。
やっぱり宮木さんすごい。そして、オブラートにくるまない乙女の本能を、美しい……それでいて美しくない(禍々しいほどのリアリティが横溢している意味で)文体で、的確に描かれていて。スッキリするし、ざわつく。深層心理の自分自身に侵食されてゆくようなこの感覚、文ってこわい……。
一応、ブログらしく。
ざっくり話を紹介してみようかな。
主人公は、夕子ちゃん。不良女子の多い偏差値低めの女子校に通う、演劇部の娘役ヒロイン担当です。そして彼女と同じポジションにいる友人が、秋子ちゃん。この2人は2年生で、容姿もそっくり。
夕子ちゃんには笙子ちゃん、秋子ちゃんには桃子ちゃん……と、それぞれに親しい先輩がいて、4人ともとにかく引力が半端ない
ときめく
ときめく
特に桃子ちゃん。TLの俺様系が好きな女子なら、ドツボなんじゃないかなぁ。ワルだけど好きな子には激甘。好きな子が傷つけられたら悪いお仲間達に始動命令下す不良。(笑)←こういう説明だけならときめくでしょ。このくだり、ひどく泣けます。胸が締めつけられて潰れそうになる。
冒頭は、ちょっとメランコリックなおとなしめのよくある女子校話なんだと思って読み進めておりました。夕子ちゃん笙子ちゃんの出会いなんて、文づらだけなら商業百合臭さえしたし……。(今となっては読者を油断させるための高度技術だったんだとしか思えない)
おとなしめとか、商業百合臭とか、ありえなかった。作者様は崇拝してやまない宮木さんですものね。校閲ガールが異例だったんですね、きっと。(笑笑。←ただし世界観は顕在だった。コミカル+堕ちなかったというのが珍しかっただけ)
はい。今回、地球の裏側まで堕ちましたね……。
本書は最新作なので、検索からこの記事を見つけて下さった読者様には是非実際に読んで戴きたいため、露骨なネタバレは伏せます。全部読んだら改めて。
ただ、堕ちるだけじゃない。「堕としたでしょ?泣けるでしょ?」みたいなゴリ押し感は全くない。
宮木さんの登場人物は孤高なんです。彼女達の生き道には周囲の目なんて介入出来ない、喩えるなら生きた恋月姫様のドールなんです。そんな彼女達に少しでもシンクロ出来るような女子なら、代わりに叫んでもらってる気持ちになれる。泣いてもらってる気持ちになれる。
女子校出身で、演劇部出身。緋奈はこの手の話の読者としては、多分厄介人物です。おそらくオールマイティの読者様を需要層に絞られたような想像で書かれた作品や理想だけが描かれた作品が不得手で(ゴメナサイ)、間違えて手を出してしまうと冷めることが大半なんだけど。(だからいっそのことビアンでも舞台は共学とかの方が読みやすいor観やすい)
女子校、演劇部……というモチーフも、こわいほどリアリティに溢れていました。(クラスタを自称していて今更お恥ずかしい無知なんだけど……ご本人様、もしや……遠い先輩??って……)
さすがにあの心理に陥る年端は超えてしまったものの。(笑)あの心理を覚えておきたくて書いたのが、緋奈作『青い桜は何を願う』のこのはちゃん。けど、あの心理に陥らなくなってこそ、あの頃に好きになった基盤をきっかけに今も好きでいられるものがあるわけで。もちろんあれが正解ではない。けど、緋奈の正解は確かに宮木さんの夕子ちゃんにありました。(オナノコでいたくない、けど、幸せでいたいから娘役を演じていたい。(男役じゃないとこがまたw)自分以外の誰かになれるから、演じているとそれが安定剤になる……。んん?こまかすぎるよ??緋奈、前世で宮木さんの講演会にでも行ったのかな……。笑)
官能描写も中盤から濃ゆくなっていきます。
夕子ちゃんは、笙子ちゃんと身体の関係を持ちながらも、初恋のバレー部のエース・多佳子ちゃんとも距離を縮めていって。(あぁぁ……いたいいたい……夕→笙、夕→多、どっちも浮気じゃなくて本気で……あくまで恋愛という本気のモチーフが置かれながらも、そこから広がる切実なメッセージが込められていて……あぁぁ……ちょっとほんとやめて……)
この、夕子ちゃんと多佳子ちゃんの交流もロマンティックでうっとりするのに、切なくてざわざわして愛おしい。途中、今度は緋奈作『セルフヌード』を彷彿とするやりとりがありました。もう、うん、今更驚いたりもしない。色々混じってるなぁ、今回。(勝手に混ぜるな←そして謝れ)
痛くてこわい。胸迫る。本、閉じたのは、字が見えなくなりそうになった……から……?身体の内側から何かが這い上がってきました

ラストまで読んでいないからまだ分からないものの、この話は最終的にイラスト付きで感想を書きたいと思います。なので、読み終わっても再度記事に出すのは来月以降。
宮木さん……本当、好きすぎる……。
さてさて。
それで息抜き(?)に、おりこ☆マギカのsadness player最終巻を読みました



うん。
全然息抜きにならなかったし、織莉子ちゃんとキリカちゃんが痛切なくないわけがない。そして無印同様、最終的には緋奈の推しちゃんが間接的に比翼をもぎ取られることになるから、彼女達にどれだけ胸迫らせられても、完全に味方する気持ちにはなれない……複雑……なのです。
無印は無印で好きでした。キリカちゃんの過去がそっちの方が掘り下げられていたし、彼女のがむしゃらさが美しかった。(ただしキキララさん達がね……その所為でね……←ゴメナサイゴメナサイ)
けど、sadness〜は全体的に描写がこまやかになっていました。ラストは女神様まで登場していたし、彼女の存在を差し引いても、織莉子ちゃんがちゃんと納得して救われたんだって安心出来た。
何が幸福(満たされている状態)か、それは本人のみぞ知る。同じ方向ばかり見ていても見つからない。一般的な正しさが、正しいとは限らない。
痛感、しました……。
おりキリは人気みたいですね。ゲームアプリでもそそくさとリリースされていたようですし



無印で気になるようになった要素、やっぱり、今では覚えて下さってる読者様もいないかも知れない緋奈作『ひだまりに咲く赤い花』に通じるところがある精神観……かなぁ。
ずっと孤独で、人間様と相容れなくて、そんな生き道の中に出逢ったひだまりのような子。彼女のために彼女に相応しい自分になりたい。彼女だけを守りたい。そのキラキラした思いだけが闇に堕ちて、堕ちても輝き続けて、……みたいな。
ひと昔前は、「こんな作品観賞したい
」といったようなものに見事に当てはまるものはこんなにごろごろ見つからなかったのに……本当、愉快な世の中になりました
笑。
」といったようなものに見事に当てはまるものはこんなにごろごろ見つからなかったのに……本当、愉快な世の中になりました
笑。涙腺の沸点も下がってきたので、単に緋奈のフィーリング範囲が広がっただけだったりして。
月都緋奈でした
