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美月雛です。
今日は1月17日。
新月でもあるのですが、
私にとって、この1月17日は忘れる事のできない日。
阪神淡路大震災から今日で23年を迎えます。
朝、NHKで【阪神淡路大震災1.17のつどい】の中継を見て
黙とうを捧げました。
今朝はあいにくの雨で、傘の花が咲いていました。
毎年のように、この日は震災のことを書いてますがごめんなさいm(__)m
本当はアメンバー限定で書こうかと思っていましたが
やはり、この大切な日の事は風化させてはいけない、
もっともっと伝え続けていきたい…という思いで
公開記事にしました。
苦手なかたはスルーして下さいm(__)m
私は23年前の震災の日、入院中でした。
ちょうど、震災の2日前 (1月15日)に急に倒れ救急車で運ばれました。
この1月15日という日も、私は一生涯、忘れる事ができない日です。
何の予兆もないのに急に倒れ、原因は不明だったのですが
入院を余儀なくされ…。
その2日後の1月17日の明け方、私は病室で地震に遭いました。
私は23年前も京都に住んでおりましたが、
同じ京都府内でも、あちらこちらで震度が違い、揺れ方も違っていたようでした。
私が入院していた病院では震度5強。
明け方でしたので眠っていたのですが、揺れを感じ、
すぐにおさまるだろう…と思っていたのが、どんどん揺れが大きくなり…
やっとおさまった…と思った途端、停電になりました。
病院の中の非常灯だけがついてましたが
1月の明け方ですので、まだ真っ暗。
すぐに心配になったのが家に居る家族の事でした。
その当時は、まだ携帯電話も無かったので
病院の公衆電話が設置されている場所に行きましたが
もう長蛇の列…。
なかなか順番が回って来なく、やっと順番が回ってきたと思ったら
NTTの回線がパンクしており、電話が繋がらない状態でした。
まだ入院したばかりで体もフラフラだったのですが
家族が心配でたまらず、その日、退院させてもらいました。
一時退院だけ許され、家に戻ったら
家の前の敷石にはヒビが入り割れていました。
家の中に入ると、家具やタンスも倒れており、
食器棚のドアが開いていたようで、全ての食器が落ちて割れていました。
当時のブラウン管の大型テレビが下に倒れていました。
(今は薄型のテレビですが、当時はブラウン管の重たいテレビだったんですよね)
両親たちは無事で本当に良かった…。
ただ親戚の姉夫婦が神戸市長田区に住んでいたので
連絡が取れなかった…
すぐに飛んでいきたくても交通網がマヒ。
車で移動するも、なかなか現地に到着できない。
姉夫婦は避難所暮らしを余儀なくされましたが
それでも、姉夫婦も子供たちも無事で本当に守っていただけたことに
泣きながら感謝をしました。
あれから23年なんですね…。
なんだかあっという間の23年だったような気がします。
神戸の街も、今は力強く復興しましたが
今でも心の中は、あの時で時間が止まっているかたも
まだ、たくさんいらっしゃいます。
毎年、思うこと…
風化していく事が怖いのです。
23年といえば、あの震災の後に生まれた人たちも成人を迎えています。
阪神淡路大震災を知らない人も増えてきました。
経験した私たちが、伝え続けていくべきだと思います。
決して忘れてはいけない…。
震災により犠牲になられた全ての方々
ご冥福お祈り申し上げます
美月雛