青森大学男子新体操の映画、見てきました。


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「リンゴ男子…」の煽りにのけぞりますが、内容はすごく良かったです!

青森大学の男子新体操を見たことがない方は、ぜひこちらの動画を見てみてください。





全国優勝した団体演技です。

新体操の舞台を創ることを夢見ながら若くして亡くなった方への、追悼の演技です。

この演技で使われている曲が「BLUE」と言い、亡くなった大坪政幸さんが得意にしていた演技の曲です。

当時の部員たちが、大坪さんの使っていた曲で演技を構成して大坪さんに捧げる演技を完成させました。

それが、この動画です。

私が初めて男子新体操を見たのは、この動画でした。

地元青森のことが書かれている本だと思い、何気なく手に取った『新体操ボーイズ』の本。

新体操ボーイズ 熱血先生、愛と涙の青春奮闘記



「新体操」にかける思いに感動して、ぜひその演技が見たいと思いました。

大坪さんをモデルにした創作ミュージカルも見ました。

泣けて泣けて…元になった演技が見たいと思い、検索して、こちらの動画を初めてみました。

そのときから今まで、何度も繰り返し見たけれど、何度見ても涙が出ます。

大会直前まで演技を練り直していたため、練習中にミスが出続ける中で臨んだ大会、当日は全員の息がぴったりと合ってノーミスの完璧な演技。

監督の先生は、「優勝してほしいとか、ミスしないでほしい、とか、これまでの大会で感じたような気持ちではなく、ただ、政幸を思ってする演技を成功させてほしいと願っていた」と当時の気持ちを語っています。

大坪さんを思う全員の気持ちが一致したからこそ、起こった奇跡だったのではないか、と思います。

人が人を思う純粋な気持ちや、大きな夢が人から人へと継承されて形になっていくことや、いいものを創りたいという思いや努力…いろんな感動が湧いてきて、涙が出ます。

今回の映画は、大坪さんのことには触れず、今年作り上げた新しい演技についてのドキュメントフィルムでした。

去年、ジェジュンの誕生日の日に見に行った男子新体操の公演のステージは本当にすばらしくて、大坪さんの夢がこうしてたくさんの人を巻き込んで、今、形になったんだって、胸いっぱいで泣きました。

昨日見た映画は、そのときのような素朴なステージではなかったけれど、さらに完成度の高い最高のパフォーマンスで、感動しました。






ジェジュンのインタビュー読みました。

ジェジュンの言葉の中で、ほとんどの答えに共通しているのは「ファンを思う気持ち」だと思いました。

「自分は皆さんのファンだ」とか、「ファンを喜ばせたい」とか。

好きな曲は「観客の反応がいい曲」だったり、舞台衣装コンセプトは「観客の反応を考えたもの」だったり。

ジェジュンの頭の中には、「自分がこうしたい」という気持ちと同時に常に「ファンの存在」があるんだなと思いました。

そんなジェジュンだから、ファンの気持ちや動向にすごく敏感で、「ファンが減るのが遅い方がいい」とか、そんな言葉も、きっと出てきてしまうんですね。

「自分はこうしたい」「自分はこう思う」というのを貫くよりも、「ファンからみたらどうか」とか「ファンにも楽しんでもらうにはどうすればいいか」ということを常に考えるんですね。

ジェジュンがファンを思う気持ち、ファンに楽しんでもらいたい、喜んでもらいたいと思う気持ち、ファンには十分伝わっていますよね。

自分の歌いたいように自由に歌い、「さあついてこい」というのではなく、優しく心に寄り添ってくるジェジュンの歌。

激しいはずのロックですら、そんなジェジュンの心を感じます。

私のたった一度の生ジェジュン体験である横浜スタジアムで聴いた歌も、ジェジュンの優しさや人への愛情が伝わってくる胸に沁みる歌でした。

だから、ジェジュンは、もっともっと自信を持っていいと思います。

ジェジュンがいい歌を歌い、いいステージを創ろうと全力で努力する限り、ファンは減らないと思う。

思うように活動できなかった数年間の時間が、不安の源になっているのはよくわかるけれど、ジェジュンの歌は、そういうのをすべて乗り越える力を持っていると思います。

感動すれば、忘れない。

感動すれば、ずっとついていきたくなる。

ジェジュンとファンを長くつないでいくものは、「感動」なんじゃないかなと思います。

ジェジュンの周りには、私には想像もできないようないろいろな難しい問題があって、考えなければいけないことややらなければいけないことがいっぱいあるのだと思います。

でも、ジェジュンには、「人の心に届く歌を歌う」という、一番大事なことを、時間の限り追求してほしいな。

ジェジュンが心配しているように、もし、ファンが減ったとしても、ジェジュンが前よりももっともっと人の心に届く歌を歌えば、すぐに帰ってくると思う。

前のファンが帰ってこなくても、新しいファンが増えると思う。

今は、ジェジュンの歌との出会いのチャンスがないから、本当はジェジュンの歌に心揺さぶられてジェジュンのファンになってしまうような人が、残念ながらジェジュンの歌に出会えないまま過ごしているだけで。

いつか、ジェジュンの歌と出会って感動する瞬間を、今はまだ待ってるんだと思う。

だから、不安になんてならないで、ファンが減るのが怖いとか思わないで、ただ、いい歌を歌ってほしい。

そのことだけを考えてほしい。

ジェジュンの歌に感動がある限り、ファンはずっとついていくと思う。

ジェジュンの才能には、それだけの力があると私は思います。