ジェジュンの日本語の歌声…心に沁みます
来年、JYJアルバムが出て、JYJライブ…そんな噂。
JYJ関係のことは予定通りに進んだことがほとんどない気がするから、どれくらい本当かわからないけど
俳優としてのジェジュンの素晴らしい才能を見て、ジェジュンの可能性は私が思っているよりずっとずっと広いんだってわかり、ジェジュンの歌だけに執着するのじゃなくて、俳優も作曲も歌手も、ジェジュンのやること全部応援しながらワクワクして見ていたいと思うようになりました。
でも、ジェジュンの「歌」にこだわるのは、やっぱり今までずっと、「なんで？」って思うことがいろいろあったからです。
ＣＤ付きエッセイが出たころ…だったと思うけれど、ジェジュンがインタビューで「これからも作曲はしていきたい。でも、自分は歌手だから、歌いたい。歌う人間だから、人が作った曲を歌って表現することの方が、自分で曲を作るよりもやりたいことだ」みたいなこと言ってました。(だいたいこんなかんじのこと…正確じゃないです。どのインタビューだったか、もう見つけられなくなりました。ごめんなさい)
ジェジュンのこの言葉を聞いたとき、「どうして曲を作ること＝自分で歌うことじゃないのか！！」と、私はすごく驚きました。
だって、日本のシンガーソングライターは、自分で表現したい思いを、言葉にして、音に乗せて、自分で歌っているじゃないですか。
私はこれまでずっと、そんなふうに音楽で思いを表現するアーティストが好きで、アイドルに興味を持ったことがなかったから、これからジェジュンが自分で曲を作って自分の思いを音楽で表現していくなら、当然、自分で作った曲は自分で歌えばいいし、そんなジェジュンを見たいと思いました。
ジェジュンの中で、曲を作ることと歌うことがイコールじゃないのがすごく不思議でした。
「歌うより作るほうに興味が湧いたのなら、作曲して人に提供することに力を入れることもあるかもしれないけれど、作るよりも歌う方をしたいんだったら、当然自分で作った歌は自分で歌うでしょう！なぜジェジュンはこんなふうに考えるのか？」と不思議で、通勤の間車の中でずっと考えていたのを覚えています。
私の場合、あのときの、ジェジュンの「作るより歌う方がしたい」という言葉が、「どうしてこんな思いを抱いているジェジュンが、今、自分の望むように歌を歌えないのか」という疑問につながっています。
JYJのＣＤを聴いたとき、ジェジュンの歌声があまりに聞こえないことに驚いて、その後のインタビューでジェジュンが自分で「JYJのメインボーカルはジュンスだから」と言っているのを見て、「JYJはジュンスメインでいくから、ジェジュンは前面に出ないグループなんだ」とわかりました。
ジェジュンが「歌いたいのに歌えない」というのは、JYJというグループのコンセプトの中で、ジェジュンの歌声はあまり重視されないからなんだと私は思いました。
そして、今回のインタビューで、「ソロでの活動は重ならないように気を付けている」というジェジュンの言葉を聞いて、メンバーの誰かがソロで歌の活動をしているときは、ジェジュンは歌の活動はしないということだから、ジェジュンのソロアルバムなどを望むのも今は難しいんだとわかりました。
こういうことを言うと、メンバーを下げていると言われるのかもしれないけれど、そういうわけではなくて、「歌いたい」というジェジュンがなぜ歌えないのか、ということを、これまでのジェジュンの言葉から考えるとこういうことなのかな…という、私の推測です。
歌えない分を、ジェジュンは、演技の方向に自分の力を向けて、自分を待っているファンの思いに少しでも応えようとしてくれたんだと思います。
それが、ただの、歌えない間のつなぎではなく、きちんと自分の存在感を示し、可能性を広げることにつながっているのだから、ジェジュンはなんてすごい人なのかと思います。
私は、ジェジュンの作った曲全体からジェジュンを感じ取るのではなくて、ジェジュンの歌う歌声からジェジュンを感じたいです。
ジェジュンの歌声や表現力が大好きだから。
だから、ジェジュンの作った曲を誰かが歌うのと、誰かが作った曲をジェジュンが歌うのだったら、もちろん後者の方がいいです。
自分で作った曲を自分で歌うのが一番いいけれど、ジェジュンは「作るより歌うことをしたい」と言っていたから、ジェジュンの望みが叶ってほしいとも思います。
「作曲家ジェジュン」ではなく「歌手ジェジュン」として、また思い切り活動できる日が来るのを、いつになるかわからないけれど、ずっと待ってます。
俳優も、作曲も、演出も、全部、ジェジュンの溢れる才能をこの目で見ることができる素晴らしい活動…喜びや感動をもらっています。
今のジェジュンの活動が、ジェジュンの心を磨き、才能を花開かせ、いつか思い切り歌うときにこの上ない肥やしとなって心に響く歌になって結晶するように信じて、ずっと待ってます。
なんだかすごくかわいかったジェジュン…
