5/28(日)
『ジロ・デ・イタリア 第21ステージ』J sports
解説:浅田顕さん、実況:永田実さん。
昨日から700km移動してローマでの最終日です。
晴天、空撮も美しいです。
スタート前のセレモニー、4賞ジャージを先頭にしてのパレードランから生中継。
アクチュアルスタートが切られてもゆったりと談笑しながら進みます。
マリアローザのログリッチ選手を中心にユンボ・ヴィズマが並んで肩を組みカメラマンの注文に答えています。
緑の中を真っ直ぐに進む道路を海まで走り、海岸でユーターンして戻って行きます。
コバルトブルーの穏やかな海が空撮されます。
ログリッチ選手が色んな選手と話している姿が映されます。
残り100m位からユンボ・ヴィズマが前に並んで整え始めましたが、後方ではまだ談笑する姿が見られます。
残り80.6km、コロッセオの横を走り抜けてフィニッシュラインを通過します。
ローマ市街を6周回します。観光名所を巡って行きます。
ユンボ・ヴィズマが先頭を引き1周します。その後に総合順位順に各チームが並んでいます。
コーナーが多くテクニカルなコースと解説。
空撮は次々と有名な建物、遺跡を映します。
残り68.8km、1周目の終わり近くでアタックが始まります。
あっという間にスピードが上がります。
残り65km、3人の逃げが出来ました。
中間スプリントポイント2位のスクインシュ選手(トレック・セガフレード)が入っています。
残り54.3km、38秒差。スクインシュ選手を先頭にフィニッシュライン通過。
プロトンでは中間スプリンポイント賞首位のジー選手(イスラエル・プレミアテック)の4位をトレックの選手が阻みました。
スクインシュ選手が10ポイント獲得してジー選手に1ポイント差と迫りました。
プロトン前方にはスプリンクーの居るチームが出ています。
残り27km、20秒。
中間スプリントポイント(フィニッシュライン)をスクインシュ選手が先頭通過。10ポイント取って1位になりました。
ジー選手は中間スプリントポイント賞でも2位となりました。
残り2周。
残り13km、フィニッシュラインを越えたところで逃げは吸収。
残り8.5km、集団はイキオス・グレナディアースが引いています。
残り6.3km、新城選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が集団先頭に出て来て速度を上げます。
残り5km、ジー選手がアタックをかけます。
残り3.3km吸収されました。
各チームが列車を作って高速で進みます。
スプリントを制し、イギリスチャンピオンジャージのカヴェンディシュ選手(アスタナ・カザフスタンチーム)が勝ちました。
ジロ19勝目、グランツール57勝目。
今年での引退を表明しているので、最後のジロで優勝です。
華やかに最終日の表彰式が行なわれました。
マリアローザはログリッチ選手。
2位はトーマス選手(イネオス・グレナディアース)。14秒差でした。
3位はポルトガルチャンピオンジャージのアルメイダ選手(UAEチームエミレーツ)。ヤングライダー賞も獲得しました。
恒例、何も見えなくなる大量のピンクの紙吹雪が打ち出されます。
ポイント賞はミラン選手(バーレーン・ヴィクトリアス)。
22歳、初のグランツール参戦でした。
山岳賞はピノ選手(グルパマ・エフデジ)。総合順位は5位です。
今年での引退を表明しています。
チーム総合優勝はバーレーン・ヴィクトリアス。選手全員とスタッフが表彰台に上がります。
カルーゾ選手が総合4位です。
日本チャンピオンジャージの新城選手もいます。
今大会はリタイア者が多く、8人全員残ったのはユンボとバーレーンだけでした。
中間スプリントポイント賞は最終日に逆転したスクインシュ選手。
フーガ賞はシャンピオン選手(コフィディス)。650kmの逃げでした。
ジー選手がスーパー敢闘賞で表彰台に上がりました。
7回逃げてステージ2位が4回です。
山岳、ポイント、中間スプリントポイントで2位です。
前半は天候が悪くリタイアが多くて残念でしたが、印象的な活躍をする選手がたくさん居て面白かったです。
イタリア各所の風景もとても美しかったです。
楽しい実況、解説ありがとうございました。