中学受験の本番が近づき、現在の我が子をみるたびに、考えてしまう。


〈中学受験って、なんだ?〉




そもそも、中学受験をするご家庭は、いくつかに分かれると思う



①偏差値の高い大学入学を見据えて、勉強面に期待する


②人間性の成長を望んで、勉強意外のカリキュラムに期待する


③地元の中学が荒れている。

小学校で、いじめ等あり、人間関係をリセットしたい


①のご家庭では、反抗期としてイロイロあるかもしれないけど、まず、我が家のようなミスマッチはおこらないはず。


②のご家庭は、気の持ちようだ。



我が家は、③に近い。



実際、一貫校のカリキュラムはやばい。


たいていの学校は、六年間ですることを五年で終わらせ、残り一年を大学受験に備える。


その意味を、よく考えてみよう。


まず、スピードが早く、授業時間が、公立に比べて多い。


テキストは、薄く、不親切だ。


例えば数学

国から配られる教科書は、カラーで、じっくり解説をしてるけど、

体系数学、システム数学等、使われるテキストは、薄く、白黒で説明もあっさりしている。

例題から練習問題がえらく飛躍するのだが、高校入試には要らない部分らしい。



理科は、4分野にわかれ.オリジナルプリントが配られる。内容は高校レベルに及ぶ。

いくら中学生の参考書を探しても、内容が合致しないわけだ。



こうやって俯瞰すると、自分が一貫校で、深海魚だった理由も今更わかる。本当に勉強時間が足りていなかったのだ。

成績上位層の友人は、本当に頑張っていたのだということが改めてわかった、、、



ド標準校の学校でこうなんだから、御三家といわれるHIHI偏差値の一貫校なんて、いったいなにをやっているのかと、身震いがする。




結局、大学受験は、高校の内容までなんだから、出口は、一緒、基礎を固めて、あとは行きたいところに合わせて勉強すれば良いわけで、、、


大学受験しない子にとっては、どうなんだろう?



この、先取るメリットが分からない。

挫折してやる気なくしたら元も子もない気がするのだか、、、




私の結論


勉強だけに焦点をあてれば、できる子ほど、公立でトップを走れ!


と思う。


鶏口牛後っていう、アレだ。



我が家

親が深海魚なら、我が子は海底の砂だ。(反面教師にはしてくれない、悲しさ)


たが、砂の下の、マントル層

がそこそこの数がいる。


ついつい親御さんの苦労に思いをはせてしまう。



都内の本番まではあと少しだけど、、

結婚と同じで、合格はゴールでなくスタートだから、よくよく考えて、最良の選択をされますように。