今朝 ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの
訃報を聞いた。
数日前渡辺裕之さんの訃報もだけど
ザワザワする。悲しくて。

理由は誰もわからない。
だけど、みんなしんどい、辛い時期がある。

こころをフラットにフゥッーと息を吐ける場所や
自分の立ち位置が見える場所を見つけておくこと
大事だなと改めて思いました。
若い頃私も絶望感でいっぱいだった時が
ありました。
救いになったのは茶道のお稽古でした。
叔母がお茶お花を教えていたのですが
流れで行くようになって
そのまま、30数年続けてしまい
免許皆伝授与してしまいました。

長いことなんで続けられたか
好きだったということもありますが
いま、潜在意識などの学んだりして
わかることですが
茶道はメディテーションになるからなんですね。

こころの置き場所を茶道をしながら
見つめられるから。

みなさんもこころの置き場所を見つけてください。
自分が静かに自分を取り戻す場所を。
茶道は、マインドフルネスの時間でもあるのです。

さて、2年前の記事ですが
再掲します

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今日は五感を感じとる
と、いうために生徒さんらと
茶道のお茶会を催させていただきました。
お部屋を貸してくださったのは
生徒さん。
亡くなられたお母様のお茶室。
着いて、早速びっくりしました。
山茶花が咲いていたのです。
今日は名残のお花をいれる予定でしたが
なんと、早めに咲いた山茶花。

生徒さんと顔見合わせて
お母さんだ!と感じました。
前から、まだお茶室にはお母様がいらしてる
と、感じていたのですが
今日は朝から準備してお待ちくださって
いたようです。

山茶花が咲くには、関東ではすこし早いのです。
綺麗に咲いてくれてました。
私は見てるわよ。。と言わんばかり。

花言葉は
🌺ひたむきさ・困難に打ち克つ🌺


今日のお題は 源氏物語
軸には 明石の君の段を。
そして、香合には結び文を
棗には 銀波という銘のもの
茶杓は 閑居という銘
茶碗は仁清の扇面に波や花一面。

須磨に蟄居させられた光源氏が
愛を育んだ明石の君。
後に子を生むが
身分違い故に光源氏の妻、紫の上の子に
しなければならなかった。
この子は後に中宮となる。
ただ、影となり娘の成長を祈る母の想い。

まさしく、花言葉と同じだ。
ひたむきで、困難に打ち克つ力。
明石の君はただ、たおやかなだけの人
では、なかったのでしょう。
秘めた強さをお持ちなんでしょう。

亡きお母様、お花のプレゼントだけではなく、
娘にメッセージを残してくださった。
さすがだな。母の愛。
静かな空間で癒されました。
釜の沸く、松風の音
茶を点てる音
香の香り

五感を使いメディテーションになる
お茶の効能。

わたしはこれで癒され
死にたくて死にたくていた若い頃
生きているのが辛いと感じたときには
茶室の中で生き返っていた。
茶室の中で、わたしは自分のこころを
紡いでいた。

意味もわからずに
黙々と茶を点てていた。

風の電話と同じように
ただそこにあるだけで
癒される場所
人にはそんな場所が必要だと
そう思う。

亡きお母さんも、なにかを紡いでいたのだろう

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みなさんも、こころの置き場所を
作っていますか?
ぜひ作られてくださいね。





マリア拝