こんにちは
気がつけば1月も半ばまで過ぎ去りそうです。
抗がん剤終了から約3ヶ月経った診察に行ってまいりました。
今回もふらふらとバスに乗り慣れ親しんだ道のみを越え、病院へ。
(ふふん、今回も少し早めについてやったぜ。これなら採血結果もスムーズだろう。ついでだから診察時間までゆっくりティーを洒落込んでやる)
いざ採血室へ向かうと、すでに20人待ち…。これはティーは無理じゃあ
採血室を出て書類の申請をしてみれば、予想通りに診察予約ほぼギリギリな状態に。小走りに廊下を歩き受付をし、一息つく間も無く呼び出し番号が呼ばれたので診察室へ。
「こんにちは〜」
「こんちゃす」
「採血結果ですけど、すごいですね〜。これだけ見ると普通の人と全く変わりないですよ。抗がん剤はすっかり抜けましたね」
「腫瘍マーカーは…」
「まだ出てないんです〜」
「忙しそうでしたもんね」
「それでですね…、ちょっとご報告がありまして」
「ほ」
「私、今月末で異動になっちゃったんです」
「ほ、あ!?お疲れ様です!あ、マジですか、飴いります?」
「いらないです〜」
去年の3月に体調を崩し流れるように今の病院の扉をたたき、淡々と私の癌を取り除いてくれたある意味で命の恩人のような主治医。
大きな総合病院なので異動は付き物だとは思いますが、まさかこんなに早い時期にさよならしてしまうとは思っておりませんでした。
2024年からは新しい主治医になりますが人見知りの私。愛想よく挨拶できるか今から心配です。