声は雨に消され

行き場を無くす刹那の思い。

胸の傷が塞がらないのは

喪失という名の時間がまだ足りないから。
感情が上手く纏まらない

どう表現すれば思いは伝わるのだろう

伝わらない焦り、苛立ち、誰にも届かない恐怖

どんどん我が儘になっていく

自分勝手に振る舞ってしまう

迷惑はがりかけて誰にも何も返すことができない

そんな自分が憎い、嫌い、煩わしい


死んじゃえ、お前なんか

生まなきゃ良かった

って聞こえる気がして

誰の声も聞きたくない

自分は生きたい

生きていたいよ

「日々を忙しく過ごせば、生きている意味や幸せかどうかなんか考えずに済む。時間があるから悩むんだ。」

ある人の言葉。

正直、自分はたった20年しか生きていない。
長く生きた人から見れば若い奴に人生の何が分かるんだと思うかも知れない。

確かに自分は今まで何となく過ごし自分の考えもなく生きてきた…いや生きてこられた。
それは、両親がいてきょうだいがいて、友人がいて…沢山の人に支えられていたから。
実感がなくて独りだと思っていても誰かが必ずいたんだ。
でも、友人と思っていた人たちとも疎遠になり自分が築いてきたものの価値のなさを思い知らされる。気づけば携帯のアドレスには家族以外に殆ど残っていない。

振り返えれば…恥ずかしい話、自分の人生を見据えて生きてはいなく、親がなれという職業に嫌々ながらも従い二年半も費やしてきた。
ふと周りを見れば将来に向かって確実に歩む人の姿がある。どうして頑張っているのだろう?どうしてそんなに熱くなれるのだろう?自分には分からず、尋ねてみた。

「夢だから、生きていく為だから」

夢…?生きていく為…?

夢は自分の中にもあったが、親に反対され諦めるような単純なもの。
生きていく為…生きている…?自分はこのことが分からない。食べ物は活動するために味も空腹もないが何となく食べている。眠たいから寝る。そんな毎日の繰り返し。生きていく為というなら自分はただ身体を動かす為だけに生きるのか?なんの為に自分は活動しているのか?

「結局は全てのことに対し、人の所為にして自分に良いような利便を並べて逃げているだけじゃないか!」
自分は現実から逃げているだけなのか?

学校が嫌だといえば…
「そんなに嫌なら嫌だって言えばいいじないか!自分の力で生きてみればいいじゃないか!」
初めから嫌だって言ったよ。だから就職をして自分で働いてみるって言ったじゃないか。
「そんなんじゃ生活できないだろう!!どうするつもりなんだ!!人生を甘くみてるんじゃないか!!」

夢を語れば

「そんなに叶えたい夢なら人生長いんだ。これが終わってからでも遅くない」
それなら、一度働いてみて自分で必要性を感じてからでも遅くないじゃないか。

「人生はこれから見つけていくんだ」
確かにそうだろう。じゃあその過程における意味はどう見出だせばいいのだろう。最終到達点まで生きている意味を見出だせないまま歩いていくのか?
忙しく過ごせるものが見つからない人は?
守るものがない人は?自分を理解してくれる人がいない人は?
そんな奴はどうしたらいいのか?

なぜ貴方たちが先回りして自分の人生を決めているのはなんでですか?

自分は貴方たちの為に生きるのですか?


ただ霧の中を進んでいる。前も先も分からない。同じ道を繰り返し歩んでいる。
見えない、晴れない霧の中をさ迷ってる。