サンダルが欲しかった。
夏用の涼しげな白いサンダル。

お店の人に在庫の確認を取ったら、「黒しかないです。」と言われ、まぁ良いやと黒をお願いした。
履いてみると若干小さい。

お店の人が「ワンサイズ上を持ってきます。」と、奥に引っ込み黒色のサンダルを持ってきた。

新たなサイズはピッタリだったが、
念の為「このサイズの白はないですか?」と、確認したら「‥ありますよ。持ってきますか?」と言う。 

「あっ‥じゃぁ、お願いします。」と頼み、 
結果欲しかった白を購入した。

なんだろう‥。
私が従業員ならワンサイズ上の在庫を確認した時に、 
白と黒を両方持ってくるけどな。
白が欲しいんだけどって先に言ったんだし。
お客さんに、なんかすみません!
って思わせてしまうのは、
接客としていかがなもんかと思った。

帰宅後、長男に話してみた。
「今の俺ら世代はそんなもん。」と言われた。
ガツガツ売る気もないし、言われた通りやっておけば
給料貰えるし問題ないだろう?と思うんだろうと。

「白が欲しけりゃ、母ちゃんが『気を効かせて』店員が取りに行く前に伝えれば良かったんだよ。そしたら面倒臭がられない」と。

「気を効かす」って店員側が意識してするものかと思っていたが、昨今はどうやら違うらしい。

一つ勉強になりもうした。