定年前後をどう生きるか？ 総合格闘技

昨日は前回ここで宣言したように、昨日は平日だが仕事は休み。

で、趣味でしている仏像彫刻の師匠のお誘いで、師匠がご自宅でしている、彫刻の個人教授の教室にお招きいただき、その生徒さんへのご指導の様子を見学。

その生徒さんとは、総合格闘技の選手で、かなりの強豪のW松さん。総合格闘技とは、世界中のあらゆる格闘技や武術の、さまざまな打撃技、組技、寝技で構成され、ルールによる攻撃手段の制約を最大限排除したうえで競い合う格闘技。

その選手が仏像彫刻とは、かなりのミスマッチのような気もするが、私自身も昔は武道・武術が好きで、けっこうはまっていたので、彼が仏像彫刻を始めた気持ちもよく理解できる。

彼も、中学時代は喧嘩に明け暮れていたようだが、今の彼は、態度物腰や話す口調も穏やかで、健全な好青年の印象。その彼が今彫っているのが不動明王様で、彼の選手としての顔と心意気をよく表わしている。これからも彼には、彫刻を長く続けてほしいいものだ。そして、彼の選手としての活躍も心から願っている。