今日も暇なので。。

 

2016年8月から留学を始めた私。

留学を始めたばかりのころはアメリカでの新しい生活に慣れることに集中していたので彼氏探しはしていませんでした。

今の私は勉強第一、彼氏は学校に慣れた後にいつかできればいいな、くらいに考えていました。

最初のセメスターはどのクラスもクラスメイトの年齢層が低めで、すっごくかっこいいし素敵!と思った子も18歳でした。。

なのであーかっこいいなーと時々眺めるだけで、特に行動は起こしませんでした。

 

同年の10月くらいに今の旦那さんと学校で知り合いました。

どうやって知り合ったかというと、私のとっていたクラスのクラスメイト(L)が彼と同じ授業を取ってて、たまたま私が廊下を歩いているときにクラスメイトと彼がおしゃべりをしているところに遭遇、そこからLが私に夫を紹介してくれて友達になりました。

 

Lは車を持っておらず、18時に授業が終わるのにも関わらず姉が迎えに来てくれる21時まで学校で待っていなくてはならず、いつも学校で絵を描いたりして時間をつぶしていました。

私も18時から次の時間が始まる19時半まで暇だったので、宿題が無いときはLとおしゃべりしてその時間を過ごすようになりました。

夫も予定が無いときは一緒に残って三人でおしゃべりをするようになりました。

 

彼の第一印象は、背の高い老け顔の男性(失礼!)、性格はすっごく良い、お人よしという感じでした。

外見だけで言うと私の好きなタイプではなく、Lに『彼が貴方を気になるって言ってたよ』と聞かされても当時は大して嬉しくありませんでした。。笑

ある日三人で学校の近くのスタバに行ってお茶をすることになった時、彼が衝撃の告白をしました。

『実は前に僕は彼女いないって言ったけど、実は今彼女と同棲してるんだ。でもうまくいってないから近々別れを切り出すつもりなんだけど。』

私はその時は彼に恋愛感情が無かったので、他人事のように『そうなんだ。修復できればいいけど、難しいなら別れるのもありだね』なんて答えた気がします。

その夜Lから、彼が私たちに彼女がいないって言っていたことが信じられない、彼は嘘つきだ!というようなメッセージが来ました。

今思えば、Lと彼は私が彼と友達になるより前から仲良かったし、裏切られた感が強かったんでしょうね。

でも私からしたら、ふーん、なんで私たちに隠してたかわからないけど、でもまあ話してくれたからいいかって感じでした。

 

そして12月中旬にセメスターが終わり、冬休み三人で遊ぼうねーなんて話をしていたけどLからも彼からも連絡はなく、、(実際は私が連絡して遊ぼうと声をかけたが三人の予定がなかなか合わずお流れに)結局冬休みに遊ぶことはありませんでした。

ちょっと寂しかったけど、まあわたし車もないしお金もあんまり使いたくないからまあこれでよかったんだ、と自分に言い聞かせていました。

 

1月中旬。新しいセメスターが始まりました。

そんな時夫からメッセージが来たのです。

内容は『冬休み遊べなくてごめん。そういえば年末に彼女と別れて引っ越しもしたんだ。新しいセメスターはどんな感じ?』というような感じでした。

私の通うキャンパスが彼の職場から近いのでランチでもしようという話になり、一緒にランチをしました。

その時にプログラミングがよくわからなくて困っていると話すと、彼は週末に宿題を手伝ってくれると言い出しました。

 

その週末、金曜日。

私の家の近所のカフェで彼の仕事が終わる16時過ぎに待ち合わせをしました。

男性と二人で会うっていうのを叔父さん叔母さんに伝えるのに抵抗があったので、金曜日は授業が無いのにも関わらず学校で勉強してくると言って家を出ました。

 

学校の外で会う彼はなんだか雰囲気が違って見えました。

彼女と別れた=フリーなんだと思うと別にタイプでもなかったはずなのに妙に意識している自分がいることに気が付きました。

プログラミングを教えてもらっているときもなんだかドキドキしてしまって、宿題はできたものの正直ドキドキしてそれどころじゃなかった気がします。笑

宿題が終わったころには19時半になっていました。

もう外も暗いから帰らないと、と私が言うと彼に『今日夕飯を一緒に食べたかったんだけど、無理かな?』と聞かれました。

内心『えー!行きたい!』と思ったけど、学校で勉強していることになっていた私。

叔父さん叔母さんには女友達とごはんに行くことになった、とか何とでも言えたはずなんだけど、私がそこまで仲いい子がアメリカにいないのを知ってたし、何よりも嘘をつくのに気が引けた私は、彼に『ごめん、実は男性と二人で出かけるのは叔父さんと叔母さんにあなたを紹介してからじゃないとだめって言われてるんだ。30にもなって過保護なのはよくわかってるんだけど、二人にはお世話になっているからこそこそ出かけたくないからさ。。だから一緒にディナーに行きたいけど今日は無理だわ、ごめんね』と正直に伝えました。

 

あーきっと彼ドン引きしただろうな、なんだよこの固いオンナ(とその家族)と思われただろうなと思っていたら、彼は『え、それなら君の叔父さんと叔母さんに会わせてほしいな。そしたらJunと出かけられるんでしょ?』と私に言ったのです。

私は予想外の彼の返事に『え、、』となってしまいました。まさかそんな返しが来るとは思っていなかったのです!

『えーっと、、でも、やっぱり、、今日は急だから、、私がちょっと叔父叔母に話すの気が引けるっていうか、、日を改めてなら良いけど。今日は、、』と私は彼に伝えました。

そしたら彼は『うん、それでも良いよ。今日はもう暗くなっちゃったから、叔父さん叔母さんに会わなくてもいいから家まで送らせて?』と言ってくれました。

私の自転車を車に積んで、私が車で帰ってきたことがばれないように家から少し離れた道で私を下ろしてくれました。

 

家に入ると、叔母さんはまだ仕事から帰っておらず、叔父さんが一人でテレビを観ていました。

本当はその時すぐに叔父さんに彼のことを話すつもりはなかったのに、多分私その時興奮していて、言うなら今しかない!と叔父さんに一部始終をすべて話しました。

どんな反応されるか正直とっても怖かった、学校に通うのが目的でアメリカにいるのになに男と遊んでるんだ、とか言われたらどうしようかと本気で怖かったです。

ところが叔父さんの反応は私の予想とは全く違いました。

叔父さんは『そんな男がいるのか!ぜひ会ってみたい。車で家まで送ってくれたならなんで家に入れてあげなかったんだ?』と私に言ったのです。

予想外の返事でしたが、それを聞いたとき本当にほっとしたのを覚えています。

さらに叔父さんは『その彼にぜひ会ってみたい。今日今から会えないのか?』と私に聞いてきます。

えーさっきバイバイ言って返しちゃったのに今からまたわたしのうちに来てって頼むの気が引けるな、、と思ったけど、このチャンスを逃したらいつになるかわからないし、彼に来れるか聞いて判断してもらえば良いや、と思い電話して今からうちに来て叔父さんと会えるか聞いてみました。

すると彼は『オッケー、じゃ、今から向かうね』と。フットワークの軽さに驚きました。笑

 

彼が来てからのことは正直本当にあまり覚えていません。笑

その時は彼はわたしの彼氏でもなんでもなかったんですが、男友達がわたしの家にいる、そしてわたしの叔父さんをと会話をしてるっていうシチュエーションが初めてだったし、なにより彼が何を思って叔父さんと話してるのか、それが全くの謎だったのでずっとなんでだ、なんでだ、と考えていました。

彼は私に好意があるのだろうか、、そういう話Lから聞いたけど、どこまで本当だったのかはわからないし。

私もドキドキしてるってことは彼に気があるのだろうか、、おいおい全然タイプじゃないはずじゃん。

混乱です、混乱。

 

三時間ほど彼はうちに滞在し、帰宅しました。

叔父さんと叔母さんは『まだ一回しか会ってないからわからないけど、すごく良さそうな人じゃないか』と言っていました。

その翌日の朝、彼から『昨日はうちに招待してくれてありがとう。さっそくだけど今日の夜一緒に食事できるかな?』とメッセージがきました。

 

こうして彼とのデート期間が始まりました。