うん。
今年のホーム最終戦はチケット完売で
観戦断念。
青山、見たかったなぁ。
ビックアーチのイチョウ、見たかったなぁ。
これはマズイとアビスパ戦のチケットを
見るとやたら高い席かほぼフラット視点の
ゴール裏の2択(;;)
とりあえず、観戦タイプの人間は邪魔だろうから
ビジターでないゴール裏席を確保。
と、いうことで観戦メモは記憶頼り(笑)
当日スタジアムに着くと、屋台はどこも大行列。
すぐに何か買えると思っていたが甘かった(--;
腹は減ってないが小腹が空いたままキックオフ。
前半
序盤はアビスパの厳しいチェックを受けながらも
ゴール前には届かないがアビスパ陣内でのプレーが続く。
20分が過ぎたころから攻め込まれるシーンも出てくる。
両チーム、プレーが荒くなりVARでゲームが
止まるシーンが増えアディショナルタイムは
前半にしては珍しい6分。
しかし、バイタルエリアへ侵入すると素早く潰しにくるMFや
体を張って守るアビスパDFを崩せず0-0で前半終了。
後半
前半同様、アビスパ陣内でのプレーが続くが
一向にチェックの激しさが衰えないアビスパ相手に
中々良い形でボールが繋がらない。
そして、ボールを奪えばカウンターで一気に駆け上がるアビスパを
安定感の増したサンフレDF3人が
狡猾に凌ぐといったシーンが繰り返される。
先に勝負に出たのはアビスパ。
20分に外国人FWを3人一気に投入。
8割アビスパサポで埋め尽くされたスタジアムの
ボルテージが上がる。
対してサンフレは10分おきに3人交代し
徐々にギアを上げていく。
ぶつかり合いのこぼれ球を素早く回収するマルコスを起点に
次第にアビスパゴールを脅かすが今年のアビスパは非常に粘り強く、
守りになるとシュートコースに体を投げ出して守るDFと
ゾーンに入ったかのような好セーブを連発するGKに阻まれ
シュートはおろか、CKもFKもヘディングシュートも決まらない。
そして後半最後にゴールを奪ってきたアビスパは諦めることなく
ボール奪取後はすかさずゴールを狙ってくる。
一瞬たりとも攻守に気の抜けないアディショナルタイムが続く。
残り時間も少なく、引き分けが見えてきたころ
ようやく硬い守りをこじ開けヘディングシュートが決まる。
その後、最後まで気を抜くことなくこのまま終了。
昨年に続きリーグ戦、3位でのフィニッシュとなった。
この試合は優勝も降格もかかっていない。
ACLだって出れるか分からない。
そんな宙ぶらりんな試合にも関わらず
ゴールの瞬間、サンフレ選手たちは今年一番と思えるほどに
喜びを爆発させた。
控えの選手やコーチ達も興奮していた。
それほど激しく、厳しい戦いだった。
かく言う私もゴールに涙が出てきた。
まだ試合終了じゃない、と自分に言い聞かせるも
涙が止まらなかった。
去年からあったモヤモヤが晴れ
やっと実感したからだ。
結果と、内容が一致した。
今までのサンフレでは決められなかった、勝てなかった。
この試合でのアビスパのように勢いがあり
激しいチェックにくる相手だと特にだ。
15年前だとカウンターをくらって負けていた。
近年では引き分けたり、追いつけなかった試合が何度もあった。
だから、去年は上位でもルヴァン杯を獲っても
天皇杯が2位でもモヤモヤが残りイマイチ実感がなかった。
でも、今年の彼らは違った。
どんなに厳しいチェックを受けても、どんなに跳ね返されても
怯まず攻め続け、守り、決め、勝ち切った。
サンフレは強くなっている。
さあ、次は悲願の専用スタジアムだ。