2006/03/20
 
 
そりゃ、10人だけどよ
この内容はないだろ。
 
 
雨の降る中行ってきましたよ、広島へ。
相手は「本当に」優勝を狙える浦和。
前節の鹿島のサポーターの数も凄かったけど
さらに多い。
しかも雨だっていうのに皆、真っ赤。
その見た目通りに、コールも大きく圧巻。
ホームの広島側に座っていたのに、広島サポの声が
見事にかき消されていた。
 
しかし、広島人のおもしろいところでこの光景をみて
羨ましがったり、感動する人間は少なく
(特に私の周りに座っている方々は)むしろ引いてしまっていた(笑)。
まぁ、私もああやって応援することを美徳としてないから
ここのスタジアムは非常に居心地が良いのだが。
 
さぁ、そんな奇妙な光景の中始まった第3節。
最初は浦和にボールを回され続けヒヤリとする場面もあった。
しかしチャンスもあるもので、相手のミスからボールを奪うシーンも。
ところがそんなチャンスすら自分達のパスミスなどで再びボールは
レッズへ・・・。
そんなことを繰り返していたが20分あたりからレッズ陣内で
プレーをするようになり、パスカットからカウンターを狙うなど
若干、流れが広島になってきたかのように思えたのだが
それもつかの間ですぐに広島のパスが繋がりにくくなる。
どうも広島の選手のほうが浦和の選手よりも判断が遅い。
パスを貰ってから次を考えているフシが何人かの選手で見られる。
これでは動き出しの早い佐藤寿人やウェズレイを活かせない気がする。
 
そうしているうち次第に浦和に攻め込まれパスを回され、ついに中央突破しようとした
ワシントンをジニーニョが追いつけず、手で倒してしまった。
一瞬、PKかと思ったが審判はその判定よりも先にレッドを出した。
個人的にはちょっと厳しいと思うが、決定的だったし後ろからのファウルなので
納得できないわけではない。
そしてその後FKの判定(わずかにPA前だった)で、一縷の望みを持ったのだが
サントスがキチンと隅にゴールを決め、広島にとって非常に厳しい状況に
前半27分に置かれてしまった。
 
ここで小野監督が動くのかと思ったが、戸田をDFに下げるだけに留まった。
 
悪いことは続くもので、35分小村(?)が痛恨のクリアミス、こぼれた所にいたポンテが
見逃すハズもなくそのまま持ち込みゴール、これで試合は決定的になった。
 
にも関わらず、小野監督は動かない。後半から仕掛けるのか?
 
その後、特に見せ場もなく前半終了。
 
後半、おやや何も手をつけてませんぜ。
そりゃ崩されてのゴールじゃなかったけど、崩されていたから起こったゴールかと
思うんだけどな。
 
勢いがついてきた浦和、パス回しが前半より速い。
広島はなんとかDFで食い止める状況。
しびれを切らしたのか浦和はミドルを打ってきた。
 
9分にもなるとクロスが何本も入ってくる
前がかりになってきたのか、調子に乗られたのかDFのトゥーリオまで
前線に上がってきている。
それでも15分にはジリジリと広島はラインを上げてきた。
 
ここで浦和、選手交代。小野怪我か?
続けてようやく広島選手交代、ハンジェがOUT、上野IN。
あくまで攻めるのか?
 
しかし、逆効果となったのかあざ笑うかのように直後の17分鈴木に
22分ワシントンに豪快に決められてしまい0-4となる。
 
ここでようやく試合を捨てたのかベット、カズを下げ
吉弘、高柳と投入。
 
その空気を悟ったのか気の抜けた浦和をスキを突き
戸田がタテに出したパスを寿人がスルーしその後ろから抜け出たウェズレイが
前がかりになっていたGKの位置を冷静に把握し、ループシュートを放ち
ようやこここで1点かえすもそのまま、浦和の時間稼ぎに成すすべも無く
試合終了。
 
10人になって、点を入れられた時点で負けは覚悟していたけど
負け方っつうもんがあるだろ。
タダでさえ押し込まれていたのに10人でヘタに攻めたら、かえってつけ込まれるし
走り回ることが増え、体力が奪われて
後半厳しいのは目に見えてたんじゃないのか?
しっかり守りを固めて最悪1点止まり、上手く行けば
カウンターから逆転がセオリーだろ。
 
理想を追うのも結構だが、その結果またJ2になるようなら
今までの努力が台無しじゃないか。
勝てる監督というのは必ずしも理想だけでやっていない。
時には状況に応じ、現実的な戦いをすることで
チームを勝利に導いてる。
フロントは何してるんだ?
 
バンザイばっかりしてないで、少しはノルマを与えろよ。
 
こりゃ微妙どころか、厳しいかもしれない。
数少ない好材料を挙げるとすれば、ウェズレイは使える選手だということ。
ちゃんと点を取ってくれる助っ人。
戸田も初戦はフィットしていなかったけど、この試合で見ると
チームに馴染んできている。
 
さぁ、監督の手腕が問われてますよ。