2006/02/17
 
既に丸一週間も過ぎちゃったけどアメリカ戦の感想を。
 
 
ま、このチームは本番(というか大一番)は素晴らしいゲームをするけど
こういった強化試合ではイマイチ、というのが定番になっているみたいだね。
 
久保が1トップの3-6-1がスタメン。
前半から完全にアメリカに中盤を抑えられちゃって、マイボールになっても
全く落ち着いたボール捌きができないから、ボロボロっていうより
ずっとバタバタしていたという感じだった。
小野や小笠原がまともにボールに触らせてもらえないので久保も見事に孤立。
対してアメリカはボールを奪ったらすぐにサイドへボールを回すなど
早いボール回しとピッチを広く使うことで日本のマークのズレを誘い
サシ勝負に持ち込むことで自分達の体格差を優位に使っていた。
中盤で奪ったボールを素早くサイドへ繋ぐ細かさと
サイドにボールが渡るとすぐにクロスを上げて来る大味さが混在する攻撃で
攻撃どころか守備を立て直すことすらままならず、2失点で前半終了。
 
 
で、ハーフタイムになんとピッチレポーターに
 
 
前園がいた。
 
いや、びっくり。
引退したのはニュースで知っていたけど解説者の道を選んだのか。
まぁ、表に出るのが好きみたいだし指導者向きの性格ではないな(笑)。
緊張で強張った顔がなんとも初々しいではないか。
自分のキャラを活かして、先輩方よりまともな解説者になっておくれ。
 
 
さて、後半。
やはりジーコはシュートが少なかったのを気にしたのか、FWを2枚にしてきた。
それでも状況は殆ど前半と変わらず、ボールは中盤で奪われてCKになり
ついに3点目の失点となる。
すぐに3バックに見切りをつけ(この辺は成長したよなぁ、ジーコ)4バックへ。
ここから少し中盤での落ち着きが出てきたのかボールがやや上へ繋がってくる。
こうなると動き回っている巻や佐藤が活きてくることもあり、
彼らの動きにつられアメリカDFのラインが少しずつ下がってきた。
そのスキを突くように右サイドの加地やMFの長谷部がどんどんドリブルで仕掛ける。
ようやくその動きの流れ、加地のクロスに巻が食いつき1点を返す。
ここからアメリカ選手も疲れがでたのか日本ペースになる。
本山も投入し一気に追撃体制に入る日本。
しかし、FIFA7位は伊達じゃなくなかなか最終ラインは突破させてもらえないまま
時間が過ぎていく。
次第に日本選手にも疲れが見えグダグダしだし、このままかと思った終了間際の
日本のCKから中澤がボレーで合わせ2点目。そして試合終了。
 
 
アメリカが上手いとかいうよりも、日本のコンディションがまだまだという試合かな。
このメンツでももっと出来たと思う。
シーズン前っていうのがやっぱりあるんだろうね。
つか、アメリカが「仮想オーストラリア」とは言えなかった。
もっと大味なプレーだからねぇ、オーストラリアって。
それこそ明日のフィンランドとか北欧の国のほうが近いかもしれない。
 
さて個人的にFWに関して思ったんだけど、久保を1トップにする時は
他の選手全員で守るプランでやったほうがいいと思う。
これは広島の試合を見ていた人間にはわかりやすいかもしれないけど
中途半端に小笠原や小野が上がり目で残っていたら、スキをつけないし
久保のプレーも優柔不断なものになってしまう。
代表でそこまで極端なフォーメーションをすることってないだろうから
それだったら相棒をつけたほうがいい。
で、その相棒には佐藤が最適じゃないのかな、と。
これは単に広島の選手だから、という理由じゃない。
久保は同じストライカータイプの人間よりは衛星タイプのFWの選手と組むと
やりやすいようだからなのだ。
広島時代の久保のパートナーに高橋という選手がいた。
彼は佐藤と似たタイプでひたすら太陽(久保)の周りを走り、相手DFをかく乱させ
点を重ねていた。
そして佐藤はガウボンという太陽の周りを走り、日本人得点王になった選手だ。
特に身体能力に恵まれているわけでもない、少しだけスピードがあって
彼の洞察力がそれを最大限に活かしているだけなのだ。
是非、明日は試して欲しい組み合わせだ。
 
ついでに次にあいそうなのは柳沢。
久保の場合精神面が大きくプレーに影響するようで
いわゆる、仲良しさんと組んだ時は非常に伸び伸びとプレーする。
で、代表で仲良しさんはこの人らしいから(笑)。
ちなみに広島時代の次点は、これまた仲良しさんの大木。
 
これはあくまで、久保中心でFWを考えた個人的嗜好です。
 
 
だって好きなんだよ!
 
他のFWの場合ってのは興味ないから書かない(笑)。