こんばんは!
ヒンメリのおか 大岡です
最近よく聞かれる質問。
「ヒンメリの糸はどんな糸を使ったらいいですか?」
教室でもよくご質問頂きますし、ブログの検索ワードの中でも「ヒンメリ 糸」での検索が非常に多いです。
教室では何気なく使っていて、いざ買いに行こうとなると沢山の種類の糸に悩まれることと思います。
今、教室で皆さんに使って頂いている糸は 「レース糸」の「太い」 もの。
綿100%です。
写真では分かりやすいように細い・太いの両方を持っています。
見ての通り右が太い糸です。
基本、綿の糸なら何でもいいと思うのですが、あまり細いと扱いにくいです。
昔、細いのを買った時もありましたが、引っぱるのに不安があったり、力を入れると細いだけに
指に食い込んで痛いし、おまけにゆるみやすくて頼りない感じがします。
太い糸は皆さんしっかり引きながら作業頂けて、ヒンメリもキュっとしまります。
いつもうるさいくらいに
「緩まないように!」
と、しっかり引いて頂いていますが、ちぎれたことはありません(笑)
経年でどうなるか実験で、2年半くらい前に作ったものをずーっと吊ってますが、切れることは未だありませんよ~。
太い糸は結び目がほどけることもなく、糸の切れ端を中にしまった後、出てくることもあまりありません。
(細い糸だとよく外へ飛び出します)
唯一挙げる難点としては、一度ギュッとしばると、ほどくのが大変!ということくらいかな。
締める時は
ゆるみ、
たるみ、
通し間違い、
ストローの長さがおかしいものが入っていないか・・・等
しっかり確認してからギュッとほどけないようにしっかり締めましょう。
また、ミシン糸のようなポリエステルの入ったような糸は、きつくしばってもすぐループがほどけてきます。
気が付いたら、完成したヒンメリが天井でほどけて、ストローがバラバラ落ちてくるようなことにもなりかねません(笑)
私は以前細い糸で作ったヒンメリが、ほどけるまではいきませんでしたが、すごく緩んでいて、だらしのない格好になっていたことがあります。
いつまでもきれいな形を楽しんで頂く為に、糸選びはとても重要です!
レース糸はどこでも簡単に手に入りますので、是非お試し下さいね!
あと、カラーストローで制作される時により美しく仕上げるコツを♪
カラーストローは、中に通す糸を出来るだけストローの色に近いものを選んで下さい。
ストローのカラーがよりハッキリし、中の糸が透けることがありません。
薄いカラーのストローの中に黒い糸を通すと、黒い糸が透けたり、なんとなく黒っぽく見えることもあります。なかなか全く同じ色の糸を見つけるのは難しいかもしれませんが、出来るだけ似た色を探してみて下さいね!