1年半も続いたってことは、


たかしもかなり

けいこちゃんのこと

好きってことでしょ。




もう、

私も長すぎた春だったみたいだから、

ほんと、

どうでもいい気分、だった。



だから、この言葉は本気だった。



けいこ「なんでそんなこと言うんですか?」



「うーん、

私とたかしは、

高校の時からずっと一緒で、

もう、

情に近くなってるのかも。


だって、私、浮気されたのに、

悲しくないんだよ?


『あー、たかしはけいこちゃんのことが好きなのねー。』


って、思っちゃうくらい。



あと、思うのは



たかしがいるからって、

合コンの誘いとか、全部断ってきたけど、


いっとけばよかったなーって。




だって、

先月なんて、合コンの相手、Jリーガーよ?

それ、断ったのよ?私。

あー、もったいない。


ほんと、行けばよかった。」




苦笑いして、

けいこちゃんを見つめる。



「だから、私に気を遣わないでいいから。」



この会話、


火種になるとは


全く思ってなかった、お馬鹿な私ガーン