辺野古埋め立て賛否問う沖縄県民投票 期日前は16% 24日夜遅くに大勢判明

沖縄県民投票の実施を伝えるのぼり旗=那覇市で2019年2月23日午後6時40分、津村豊和撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、埋め立ての賛否を問う県民投票は24日に投開票される。「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択で投票され、沖縄の意思がどう示されるか、結果が注目される。

 

 投票資格者総数(13日現在で115万6295人)の16・46%にあたる19万341人が22日までに期日前投票を済ませた。24日夜遅くに大勢が判明する見通しで、3択の中で最多だった票数が投票資格者総数の4分の1に達した場合、知事に尊重義務が課せられ、知事は首相と米大統領に結果を通知する。

 

 23日は県内各地で投票を呼び掛ける催しなどがあった。

 那覇市中心部の繁華街では県主催のイベントがあり、地元お笑い芸人らがコントで県民投票の投票方法などを紹介。玉城(たまき)デニー知事も壇上に上がり「県民一人一人が私はこう思うという考えを投票できる。貴重な機会を生かしてほしい」と来場者に語りかけた。

 

 玉城知事を支える県政与党や企業、団体などでつくる「新基地建設反対県民投票連絡会」のメンバーは同市の交差点で街頭演説し、反対の投票を訴えた。

 

 米ホワイトハウスの請願サイトで辺野古埋め立ての中止を求める署名を呼び掛けたハワイ在住の日系4世、ロバート・カジワラさん(32)も駆け付け「県民が辺野古移設にどのような意見を突きつけるのか世界中の注目が集まっている。思いを世界に示してほしい」とスピーチした。

 

 県民投票の実施につながる署名活動を展開した「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表(27)は23日、宜野湾市役所で期日前投票し「将来の沖縄をどう作り上げていくのか重大な局面を迎えている。多くの人に意思を示してほしい」と話した。【遠藤孝康、宮城裕也、佐野格】