今年の2月からディズニープラスで配信されている

ハリウッドによる時代劇ドラマ「SHOGUN(将軍)」全10話。

今日は第9話が配信されたようですが

いま世界でこのドラマが話題になっているようです。

 

元々は1975年にジェームズ・クラベルが書いた小説で

徳川家康とイングランド航海士のジョン・ブラックソーン(三浦按針)がモデルの歴史小説です。

 

三船敏郎さんと島田陽子さんによるアメリカのテレビ局によるドラマや

それを2時間にまとめた劇場版をご存知の方も多いのではないでしょうか。

真ん中の昔よく見た外国人俳優さんはリチャード・チェンバレンさんです。

 

 

 

今回、真田広之さんに出演のオファーがあり、現在の日本映画界では難しい莫大な予算を掛けて作られることになったようです。

最初は俳優としてだけの出演予定でしたが、脚本家の交代や新型コロナの影響などがあり仕切り直しになったようです。

そこで以前から外国の制作人による日本の時代劇に違和感を持っていた真田広之さんは、時代劇に慣れた日本人の俳優を使うことや、長年時代劇を支えてきたスタッフ達を使うことを出演の条件にしたようです。

(やっぱりラストサムライには違和感があったんだなw)

そして俳優としてだけなくプロデューサーも担当したようです。

日本人が観ても違和感がないように脚本から撮影、編集まで隅々まで指導、確認をしたようです。

真田広之さんの日本や時代劇、自分を育ててくれた映画界に対する愛を感じます。

 

 

 

 

 

このドラマは全編日本語で英語の字幕が付いています。

それにより外国の視聴者は本当の昔の日本語を知り、またジョンの目を通してこのドラマを観ていることになります。

私も昔は外国映画は内容がすぐわかる吹き替え版が好きでしたが、やはりその俳優さんの声や縁起をそのまま受け止めたくて、現在は字幕版のほうが好きです。

 

よく練られた脚本に、ヒリヒリするような展開。魅力的な登場人物。

それを演じる俳優陣の演技力の高さ。

日本人でも知らない方が多いような気がしますが、これが海外ではもの凄い高評価。

たぶん賞を総なめすると言われるほどです。

 

特に前回8話での真田広之さん演じる主人公の旧知の友である西岡徳間さんのシーンには反響が凄いことになっています。

ユーチューブでもこのドラマに関する動画で溢れています。

それぞれのキャラクターが魅力的で、それぞれに熱烈なファンがいるようです。

浅野忠信さん、二階堂ふみさん、平岳大さん、アンナ・サワイさん、穂志もえかさん。

 

各動画で紹介される視聴者のコメントを見ると、やはり西洋的、キリスト教的な価値観からすれば切腹や忠誠心は理解に苦しむようですw

いろんな感想があり、みんながあーじゃないか?こーじゃないか?と世界的に議論が交わされているようです。

これぞ制作人が求めていたものではないかと私は思います。

日本と西洋の価値観や死生観の違いが明らかで、それは現代でも同じということ。

現在の日本では切腹や忠誠心などはあまり美化されていないと思います。

でもだからといって欧米人のような考えになるわけでもない日本人。

逆に全面的に受け入れることは出来ないけれど、今回丁寧な心理描写で切腹や忠誠心にもいろいろある事を知り、従来よりも深く理解しつつある欧米人視聴者。

まさに異文化の衝突と理解であります。

 

今回世界は、日本の映像製作の力と優れた俳優陣の存在を理解したと思います。

無いのはお金だけw

今後は海外の作品に日本人俳優が呼ばれることも増えるでしょう。

相変わらずアジア人を差別する欧米の俳優もいるようですがw

でも真田広之さんの今回の功績は大きいですよ。

やはり海外の方は、日本の時代劇は日本人が出演、演出するべきだと感じたと思いますね。

 

 

 

 

それと海外の人達はこの時代の日本女性を、男たちの政略のために利用される可哀想な存在と思っているようですが、そういう定めの中でも力強く生きていた女性達も居たということを表現している作品です。

可哀想、可愛いだけではない、女性の強さ、怖さ。 ニヤニヤ

 

この宇佐美藤を演じる穂志もえかさんの目の演技に萌える男性が世界で増えているそうです。

 

 

 

逆に外国人は目で会話できないんですかね?

そう言われればそういうシーンを見ないような・・・

地球人で初めてテレパシーで会話できるのは日本人かもしれません。

 

 

 

 

数年前のある預言者の言葉で、「世界は今後危機的な状況になる」

「でもそれを救う存在が日本から現われる」とありました。

海外ではサッカーや野球を始めいろんなスポーツで日本人が活躍し、映画や音楽でも日本人が活躍しています。

日本にはいまだかつてないほどの外国人が旅行で訪れ、日本語を勉強し、住み、就職しています。

それはただ単に日本がいい所というだけでなく、世界的に見てとても魅力的で進んでいる国だということだと思います。

日本は人類の希望です。ただの国ではありません。日本人は胸を張るべきです。

残すべき古き良きもの。変えるべき時代に合わないもの。

それらを取捨選択して前に進むべきです。

もしかしたら予言は特定の個人ではなく、日本という国そのものなのかもしれません。

日本人が海外で活躍する。

それは単にその分野で活躍するということだけなく、同時に世界にあるものを伝えているような気がしますね。

それを少しずつですが確実に世界の人達は受け止めています。

「日本が世界を変える」

それは現実かもしれません。

 

 

 

 

人は3つの心を持つ

 

世間に見せる うわべの心

 

友に見せる 本音の心

 

そして誰にも見せない 秘密の心

 

 

 

海外のドラマ系ユーチューバーの皆さんも

次から次へと感情を揺さぶられてヘトヘトのようです。

やはり切腹シーンは色んな意味で海外の方にはかなりのストレスのようですね。

 

 

 

8話の広松(西岡徳間さん)の切腹は、あれだけの役柄なのでここで死なせないだろう。

ギリギリで誰かが止めるだろうと思っていたけど行われました。

9話では鞠子(アンナ・サワイさん)が自害することになり、8話のこともあり、また実行されると視聴者に思わせておいてギリギリで止める。

本当にハラハラドキドキさせる展開です。

そして一度安心させておいて突然の爆死。

こりゃあ視聴者の心はズタズタになりますわな。

 

広松の死にしろ、鞠子の死にしろ、もうほかに方法が無く、それでも敵にダメージを与える、敵を欺く最後の手段として切腹、自害を選択したのだと思います。

とかく「不始末をした者が責任を取る」や「抗議のため」という印象に取られがちですが、ほかにも深い理由はあるのです。

神風特攻隊の全てを美化する気はありませんが、別に日本人が命を粗末にしているのではないのです。

「大きな敵に対する最後の戦い」「名誉ある死」なのです。

日本人だって欧米人や他の外国人と同じで、誰だって死にたくはないのです。

無理やり自分の死に価値を見出し死んでいくのです。

最後の最後の覚悟の違いなんです。

それを真田さんは世界にわかって欲しかったのではないでしょうか。

 

それに効果があるとすれば、それはそれなりの身分、立場の人に限られるわけですが、本来「リーダー」「責任者」と呼ばれる人にはそういう覚悟が必要なのです。

日本の無様な政治家の姿からはそんなもの微塵も感じませんが。

もし無理にアメリカ人に理解してもらうならば、映画「アルマゲドン」で最後に巨大隕石の上で核爆弾のスイッチを押すブルース・ウィリスの心境が近いのかもしれません。

違うかw

まぁ宗教も違うしね。

 

 

そしてその日本人の覚悟と団結力を、日本を支配したいと思っている連中は恐れているのです。

今この瞬間も。

このドラマでは、当時のヨーロッパが宗教を使って他国を植民地支配する様子が描かれています。

その歴史的事実にショックを受けている外国人もいるようですw

日本全体のことを考え、それを拒否する者。

自分の権力のために、それを利用する者。

だからその後の日本は、戦争や様々な方法で支配されてしまったのです。

今こそ日本人は日本人たることに目覚めなければいけません。

それをアメリカのプラットフォームから教わる日本の不甲斐なさよ・・・笑い泣き

 

 

 

 

ちなみに私はディズニープラスを契約しておりませんw

あっいま、「なんだよ・・・」って言ったぁw

 

 

では最後は真田広之さんファンの方へこの動画をお贈りします。

まるで鏡を見ているようだ♪(ウソですw)

真田さんももう63歳かぁ・・・。

 

 

 

映画、ドラマ、小説、絵本、落語・・・

どんな物語でも、ただストーリーだけを追っても意味がありません。

「物語を知る」とは、「登場人物の気持ちの変化を追うこと」だと私は思います。

どれか特定の登場人物に感情移入するのもいいでしょう。

でも私はより多くの刺激を物語から得るためには、全ての登場人物の気持ちとリンクしながら物語を追うことをおススメいたします。

 

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