繊細で傷付きやすい方はもちろん
それほどでもない方にも有効なアドラー心理学。
人間関係がうまく行かない・・・。
自己肯定感を持てない・・・。
生きていて楽しくない・・・。
どうしても時どき気分が落ち込んでしまうというあなたにおススメです。
「共同体感覚」
「視点を変える」
「嫌われる勇気」
これで全てがうまく行くわけではありません。
そもそも一日の中でも、うまく行く時と行かない時、波があるのでしょう。
だから一年とか人生とかになれば、そりゃあ大波小波はいくらでもありますよ。
大事なのはその波の変動をいちいち気にするかどうかだと私は思います。
サーファーが少し沖でサーフボードにまたがったまま、その場で波に上下されているのを見たことがあると思います。
その時サーファーがその上下の揺れをいちいち気にしてると思いますか?
気にしているのは、いい波が来た時にすかさずその波に乗ることだけですよ♪
問題は状況や環境というよりも、自分の受け止め方にあるんです。
状況や環境に問題があると思ったのに、その場を離れようとしない自分に問題があるんです。
ではその理由は何か?
「他人への過剰な配慮」ではないかと私は思います。
自分が凹んでまで他人を優先する必要は無いんです。
配慮しないのもダメですが、配慮し過ぎてもダメなんです。
そういう人はもっと自分の中から外に向かう圧を高めて、外からの圧に潰されないようにしないといけません。
相手が自分と同じ圧の人ならば問題はないでしょう。
でも相手が凄い圧の高い人だったら?
自分も同じレベルに圧を高めないと、相手はズケズケとこっちを潰しに来ますよ。
だから相手によって自分の圧も変えないといけないんです。
日本人は特に衝突すること自体を避けがちです。
だからいけないんです。
そんなものは美徳でも何でもありません。
大事なのは衝突したそのあとです。
相手が誠意のある人とは限りません。
その場合は戦う必要があります。
日本は比較的優しい社会ですが、その反面、対人関係を鍛える機会が少ないとも言えます。
高めの理想論はあなたを弱くしますよ。
私は日本人の「本音と建前」が大嫌いです。
常に本音です。お世辞は嫌いです。だから衝突もします。
私は上辺だけいい関係を築こうと、本音を言わない人を信用しません。
でもそれでいい。
「みんなから好かれる必要はない」
「みんなから好かれようとすればするほど自分は無くなっていく」
「ありのままの自分と付き合ってくれる一部の人だけがいればいい」
同じような経験をしたのに、その受け止め方は千差万別です。
まず状況がまったく同じなんてケースは1つもありません。
もしあったとしても、そこに登場する人物はすべて別人です。
違う個性や価値観を持った人間です。
よく社会的な「被害者の会」が分裂するのはこのせいです。
SNSでも同じ経験をした人達の集まりでもトラブルがあるのはこのためです。
という事は、「人はみなそれぞれの解釈がある」ということ。
今の自分の状況は「起きた出来事」のせいではなく、「自分の受け止め方」のせいであるということ。
そういう意味で、「すべては自業自得」ということ。
そして私が最も大事だと思うのが、「自分のことを完全にわかってくれる人なんて、この世にいない」ということ。
これは「優しい人がいない」ということではなく、「他人が自分のすべてを理解することは不可能だから」ということです。
だってあなたは誰か一人でもいいから、他人の心のすべてを理解できますか?
誰かの心の痛みをそっくりそのまま理解できるんですか?
自分が出来ないことを他人には求めるんですか?
しかも悪意があってしないわけでもないのに。
だから最初から無理な望みを他人に求めてるだけなんですよ。
それでもなお自分を解ろうと努力してくれる人、そばに居てくれる人を大切にすべきなんですよ。
そういう人に「なんでわかってくれないの!」と暴言を吐いたりする人は、求めすぎ、甘えすぎです。
そうやってどんどん周りに人が居なくなる人です。
壁を作っているのは自分なんですよね。
私にもまだ乗り越えられない壁があります。
いつかは乗り越えたいと思っていますが、死ぬまで無理かもしれません。
諦めることは絶対にしませんが、無理に乗り越えようともしません。
それも私の人生の一部ですから♪
どなたかの何かの参考になれば幸いです