私は20代の頃、東京の都心に住んでおりました。

 

ある日、高輪から目黒方面に向かって歩いていると

 

なんと!

 

遠くからオリビア・ニュートン・ジョンが歩いてくるではありませんか!

 

遠いのにどうしてそれがオリビア・ニュートン・ジョンだとわかるかと言いますと

 

その人はランニングのようなシャツにショートパンツ、カラフルな髪に白いヘアバンドにピンクのスニーカーという

 

今にもエアロビクスを始めそうな格好だったからです!

 

しかも季節は確か秋だったと思います。

 

当時その格好で外を歩ける人は世界広しと言えども彼女だけです。

 

だんだん近づいてきました。

 

やはり外国人です。テレビで観るよりも背が高いです♪

 

そしていよいよすれ違うぞ!と思いよく見たら!!

 

作家の志〇田景樹さんでした。

 

そっかー

 

もう一人いたかぁ・・・・・w

 

そういえば少し前に、この近くのホテルの一室に住んでいるとテレビで観たっけ。

 

目が合い思わず会釈をしました。

 

でも私的にはオリビア・ニュートン・ジョンよりも嬉しかったかもしれません。

 

最初は私も変わってる人だなと思いましたが

 

世間で何と言われようとも自分のスタイルを貫く姿勢にある種の感銘を受けました。

 

私はもともと人の目を気にしない人間ですが、あの人のようにはできません。

 

まぁー有名人と一般人の違いはあるでしょうけどね。

 

それでも「自分のスタイルを貫いていいんだ」という力を頂きましたよ。

 

 

最近の若い人は「唯一無二の存在になりたい」と思う人と

 

「人と同じがいい。目立ちたくない」という人がいるそうです。

 

昔からそういう極端な人は居たと思うし、一方で多くの人はそのどちらでもないと思いますが、その両極端な人の差が昔より広がったような感じがします。

 

私は人間の思想というのは「両極端などちらか片方だけ」ではなく

 

両方を持ち合わせて、それを状況に応じて使い分ける能力が大事かと思います。

 

どんな考えでも極端に偏った考えだけで突っ走ると必ず行き詰ります。

 

行き詰ってもいい人は別ですw

 

個性は追求しても協調性(社会性)も忘れない。

 

協調性(社会性)は大事にしても自分自身を忘れない。

 

個性を小さくして社会性を大きくしてしまうと自分がどこかに行ってしまいます。

 

社会性を小さくして個性を誇大にすると誰からも相手にされなくなります。

 

私は自分6、社会4くらいでしょうか。

 

あくまでもイメージですけど自分5、社会5では自分が無くなってしまうと思いますよ。

 

だから普通は自分7、社会3でもいいような気がしますね。

 

要はバランス感覚です。

 

個性と社会性の2つだけではありません。

 

自分自身を構築している「〇〇性」は無限にあります。

 

多いほうが魅力的だと私は思います。

 

ダイヤモンドの原石も多面体にカットして初めて光を反射して輝くのです。

 

それらをミックスして、状況に応じてバランスを変える。

 

あまりコロコロ変えると「ただのお調子者」になってしまいますけどねw

 

みんながみんなそういう風に器用にできる訳ではないと思いますが

 

なるべくならそこを目指したほうが人生は楽しいような気がします。

 

そしてそういういろんな面を持った自分を広い心で受け入れてくれる人達とつながればいいんです♪

 

「人の数だけ考えがあり個性がある」

 

「人の話しはちゃんと聞く」

 

「自分の考えが正しいとは限らない」

 

せめてこの3つだけでも肯定できたら、それほど人から嫌われたりしないと思うんですけどね。

 

実践するのはなかなか難しいですけど。

 

これで嫌われるなら相手のほうに問題があるんですよw

 

 

今の人はどーでもいい事(本人は大事だと思っているのでしょうが)を考え過ぎですよ。

 

悩むばかりでなく、問題のある人を自分の人生から切り捨てる事も時には大事です。

 

相手や職場が変わることを期待するよりも、自分がその場を去りましょう。

 

変わるのを待つよりも、すでに変わっている相手を選べばいいんです。

 

そして、いつも「同じ人達」ではなく、「全然違う人達」ともっと話をするべきです。

 

「親、先生、友達」

 

いつも同じ人達とばかり話しているから頭が突破口を見つけられないんですよ。

 

その環境で変わらなかったんだから、環境を変える必要がありますよね?

 

 

というわけでこの曲を。

 

 

バレエ

あーソレソレ音譜