トルコリラ(FX)に再挑戦! 博打じゃ‼ | 秘密基地ベーリン

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2015年10月からのベーリンでの生活も8年目に入りました。健康第一、ベーリン方丈庵の日々を綴ります。

 私はFX(外国為替証拠金取引)でトルコリラを購入し、過去、損失を出し一時撤退したことがあります。 この間、トルコリラ/円は一貫して下げており、多くの買いポジションを持った投資家が痛い目に逢っていますが、状況が逆転するイベントが2週間後のトルコ大統領選挙です。

 ※過去の負けの経緯 (^^;

 ①:https://ameblo.jp/himitu-bearing/entry-12706977742.html

 ②:https://ameblo.jp/himitu-bearing/entry-12713203891.html

 ③:https://ameblo.jp/himitu-bearing/entry-12718536759.html

 

 ※トルコリラ/円レートの過去の推移(楽天証券のマーケット情報より借用)

 

 

 

■再挑戦

 ・1月16日 「6.78」、打診買いで1万通貨購入

  さらに下値で注文していましたが、なかなか下がってこないため

 ・4月26日 「6.90」「6.88」で各1万通貨をやむなく追加購入しました。

  この、3万通貨で、大統領選挙を見据えた博打を打つつもりです \(^o^)/ 

 

 

 

野党候補が勝利すれば、正常な経済運営でインフレが鎮静化しトルコ経済は復活し & トルコリラ円も上昇すると思われます。 私は野党候補の勝利に賭けます。

 (バイデンジャンプならぬエルドリアンジャンプがある?🦆 、また、エルドアンが選挙結果を是認せず、「選挙の不正」を言い立て反対派の弾圧を強める?🦆)

 

エルドアン大統領が勝利すれば、失望でトルコリラは更に下落を続けると思われます。 大きく下げれば、ロスカット➡強制退場で掛け金を失います。

 小遣い程度の掛け金なので、生活に響きませんが、FXが連敗で終わることになり悔しい。

 

■参考資料

今回のトルコ大統領選挙について、よくまとまった情報がありましたので、全文引用させていただきます。

 タイトル:トルコのエルドアン氏、5月の大統領選に赤信号(ニュースソクラ4月24日付)

 執筆者 :俵一郎 (国際金融専門家)

 

(引用。一部用語説明追加)

 「トルコでは5月14日に大統領選と議会選挙が実施される。2003年に首相に就任して以来、選挙に連戦連勝して20年以上にわたってトップの座にあるエルドアン大統領にとって、もっとも試練に満ちた選挙になりそうである。

 

 エルドアン大統領は首相として10年在任した後、2013年に憲法を改正してトルコの政治を専制大統領制に変更、自ら首相を退いて大統領に就任した。しかし、その長年の専制政治に対する反発が次第に強まり、民主政治の復活に対する期待が高まってきていた。

 

 さらにエルドアン氏が選挙で強みを発揮してきた最大の理由であったトルコの経済発展、人々の暮らし向きの向上がピタリと止まってしまった。それどころか、80%にも達した超インフレに直面して大衆の「生活苦」にあえぐ怨嗟の声が高まっている。

 

 追い打ちとなったのは、2月のトルコ大地震での救援活動の不手際、復興支援の立ち遅れも支持率低下につながっている。

 

 経済面では22年には一時前年比85%に達して現在でも50%を越えるインフレ高騰に政治への批判が高まっている。経常収支は既往最高の赤字を更新しており、トルコリラも昨年3月から1年間で60%も下落している。

 

 中央銀行はこういう時には本来インフレ抑制と国際収支赤字の縮小を狙って金利水準を引き上げるのが普通だ。しかし、トルコではエルドアン大統領が「利上げはインフレを高進させる」という独特の哲学から中央銀行総裁を何人も更迭して利下げをのむ総裁に代えた。

 

 いまでは政策金利は20%台から8.5%にまで引き下げられている。最近の大地震からの復興を支えるためにも低金利が必要とのスタンスも加わった。しかし、これではインフレの高進が止まらないのも当然だ。なによりも実質所得の大幅低下にあえぐ一般国民の「生活苦」がエルドアン批判に直結している。

 

 大地震に対する対応のまずさも批判の対象だ。2月6日にトルコ南東部でマグニチュード7を越える大地震が2回発生、多くの建物が崩壊して隣国シリアと併せて5万5千人の死者を出している。

 

 エルドアン大統領は「救助が遅れたのは余震や悪天候のせい」と理解を求めているが、国民の批判は強い。さらには土建業者を支持基盤とするエルドアンが耐震構造の弱いビルの建築を許してきたと野党からの批判も募っている。

 

 エルドアン氏の政治的な歩みを簡単に振り返ってみよう。エルドアン氏はトルコ最大の都市であるイスタンブール市長を務めて巧みな経済運営などで人気を博した。2003年にイスラム穏健派である公正発展党(AKP)党首として議会選挙で勝利して首相に就任した。

 

 エルドアン首相は30年に亘る経済危機に陥っていたトルコ経済の繁栄を取り戻すと公約した。その公約通り、トルコ経済はインフラ投資の拡大や外国資本の直接投資増大などから景気回復を果たすとともに、外交的には西側陣営への傾斜を強めていき、国民の支持を広げていった。

 

 エルドアン氏は2018年6月に大統領として再任されて今年6月で任期5年を迎える。政権が長期に及ぶとともに、汚職腐敗やクロニズムが蔓延して政界のごく少数のトップ層が大きな富を得て君臨する一方で、何百万人のトルコ国民は貧困にあえぐ生活を強いられてきた、との批判も根強い。

 ※クロニズム(cronyism):縁故主義。政界などで権力者が自分の友人に良い仕事を与えること。

 

 これに対して野党は長年エルドアン氏の独裁を許してきた。現状でも、一院制議会(600議席)で、エルドアン氏率いる公正発展党(AKP)が286議席とシェア43%、連合する民族主義者行動党(MHP)と合わせて与党連合が54%を占める。野党は最大野党の共和人民党(CHP)が134議席、シェア23%でその他を合わせた野党連合でシェア34%となっている。

 

 しかし、野党の主要6党が漸く結束を示してエルドアン打倒の声を上げるに至った。すなわち、最大野党である共和人民党(CHP)の党首であるクチダルオール党首(74歳)が大統領選における野党6党の共通候補となった。クチダルオール氏は大統領に当選すれば、エルドアン氏が専制色を強めた大統領制を憲法改正によって民主的な大統領制に戻すことを公約している。

 

 なお、野党6党とは、共和人民党(CHP)のほか、優良党(IYI)、至福党(SP)、民主党(DP)、さらに2019年7月に与党AKPを離党した国際的にも有名な政策マンであるババジャン元副首相が率いる民主主義社会党(DEVA)、2019年9月にやはりAKPを離脱したダウトオール元首相が率いる未来党をさす。

 

 エルドアン大統領は「トルコの田中角栄」と称されるほど、大衆人気が高かったものの、長年の専制政治に対する反感と何よりも経済の悪化が響いて2021年8月以降、不支持が支持を10~15%ほど上回る不人気が続いた。いったん、同年11月には支持・不支持が拮抗したものの、大地震への対応のまずさもあって再び不支持が支持を上回った。

 

 エルドアン氏も選挙戦前には恒例となっている公務員給与や年金支給額の引き上げなどの「実利」をばらまき劣勢挽回に躍起となっている。両者が第一回投票で過半数を得られなければ、5月28日に第二回目の投票が行われる。

 

 クチダルオール大統領候補が率いるCHPは人気の高いイスタンブールのイマモール市長とアンカラのヤバシュ市長を副大統領候補に充てることで得票アップを狙っている。ただそれ以上に重要なのは野党6党共闘には加わっていないものの、親クルドで野党第二党の人民民主党(HDP)が大統領選で野党統一候補のクチダルオール氏に票を投じてくれるかどうかだ。

 

 エルドアン政権は2015年にクルド人武装勢力(PKK)との和平協定が瓦解して以来、クルド人の弾圧を繰り返してきた。政府軍と完全自治を求める武装勢力の衝突で4万人におよぶ犠牲者が出ている。

 

 HDPでは、クルド人を圧迫してきたエルドアン氏の圧政を打倒する好機としてクチダルオール氏に票を投じる方針を打ち出そうとしている。HDPの支持率は12%と高く人口8500万人を擁するクルド人勢力を代表する政党である。ただ、クチダルオール氏支援にまわれば党勢が弱まるため、自党候補を担ぐべきだという反対論も根強い。

 

 トルコの特殊事情としてトルコ独立の英雄であるアタテュルクが定めた宗教色を政治に持ち込まないという建前がある。クチダルオール氏率いるCHPはアタテュルクが創設した非宗教色の強いいわゆる「世俗派」の代表である。

 

 これに対してエルドアン氏が率いるAKPはイスラム穏健派で女性のスカーフ着用に対する保守的な考え方に賛同する有権者が多い。最後の瞬間には保守的な土地柄である地方では、宗教的な要因が失政の追求を凌駕してエルドアン支持に投票が流れる公算もある、と指摘されている。現に足元ではエルドアン氏の支持率がアナトリア地方など地方で上昇しており、選挙戦は予断を許さなくなってきた。

 

 トルコの議会選挙、大統領選に世界の注目が集まるのは、ここでエルドアン氏が勝利すればエルドアンの専制政治が5年後の2028年まで続くことになり(首相就任以来四半世紀に亘ってエルドアン支配が続くことになる)、人権弾圧がますます強まるとみられることだ。

 

 さらに同じ専制主義国家であるロシア、中国、サウジアラビアがエルドアン氏の政治活動を外交面ならびに金銭面も含めて陰に陽に支援している。グローバルには西側陣営対専制国家体制の対決ともいえる。5月14日の大統領選、議会選挙はトルコの運命だけでなく、トルコが国境を越えて外交、軍事面でどういう対応をするか、さらには世界の民主主義への将来にも影響を及ぼすことになる」 以上、引用終わり

 

◇◆◇◆

インフレ率85%、50%など、想像できません。 デフレで国力が衰退するのは困りますが、超インフレで生活が破壊されるのも望みません。 健全なインフレ率は、人類の経験則から2-3%

 

日本の経済運営をインフレ2%±に導かなければ、衰退を止めることはかないません。 また、中国共産党が台湾武力侵攻すればシーレーンが寸断され燃料費が高騰し超インフレになるでしょう。

 

まあ、将来を憂いても仕方ありません。 まずは目先の博打、丁とでるか?・半とでるか?

トルコ大統領選挙は上位二人の決選投票となり、五月末には結果がわかります。 FXの世界に生き残れることができればよいのですが (=^・^=)

 

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