ついに梅雨の季節となりました。
いまの私の心の中は、こんな季節にも晴れ晴れとしています。
紫陽花の花の美しさ、梅雨の晴れ間の空の青さ、
視点を変え、基準を変える事で、
こんなにも感謝に思えることが増えるのだと知った。その変化に、驚いています。
晴れ晴れとしている理由。
彼の薬物依存症と逮捕、そして出所してからのこと、様々なことへの、私なりの整理がつき、その仕上げ段階にはいったからです。
相談をさせていただいている、心強いカウンセラー、依存症子さんからのアドバイス。
”甘やかさない支援''をしていくこと。
これがどんなものであるかが、はじめはぐらぐら揺れていたけれど今は、もうはっきりと見えてきたんです。
昨日Twitterで、こんな投げかけをしてみました。
”アディクトがあり、今もやめ続けている方へ。
親しい人から受けた、ありがたかった支援と、
逆効果な支援を教えてください"
Twitterでフォローし合うアディクション界隈の方々、刑務所帰りの方がたが、実にいろいろな意見を寄せてくださいました。
良い支援=
〇寄り添い過ぎず、距離感を大事にする。
〇信用する。
〇心配を全面に出すよりも、応援のスタンスが欲しい。
〇ほったらかしながらも、いつもそばにいて見守ってほしい。
〇迎える気持ちを持って欲しい
〇自分の意思で頑張りたい。それを尊重して欲しい
〇待ってる人がいるだけで安心できる。
なるほど!!
よくわかる。自分なら、そうされたいという応援方法があげられた。
あたたかで安心感のある応援だ。
逆効果だった支援=
〇感情的、上からの物言いはやめて欲しい(反省してる時それをやられると自暴自棄になりストレス、危険)
〇甘やかされるとダメ。
〇近づき過ぎると、依存がひどくなってしまう。適度に距離を持って欲しい。
〇ほっておかれて、寂しかった。
でもそのお陰で自助会の仲間と支え合ってるので、それで回復できた。
〇良い距離を持って、見守って欲しい。
〇やらされてる、押し付けられてる感は重荷になる
〇"私は心配してる”といわれると、当事者の不安が増えてしまう。"私は応援してる”、距離を保ちつつそのスタンスでいてくれると助かる
これらの事...
特に距離感について、間違いをしそう。
私は、寄り添って手をとって助けてしまいそうと感じる。
そして孤立し周囲が見えなければ、それが正しい事にも思えてしまうだろう。
私が強い信念を持って彼を薬物から引き離し、クリーンな生活を送る手助けができる。
彼をコントロールできる。
そう思っている間は、少なくても彼を変えられる手綱を握ってるのは自分、という、おこがましい思いがあるとおもう。
とんでもない!!
...変えられるわけなんて、ないのだ。
彼自身に変わりたいという強い気持ちがなければ、どんなに私が作戦を立てようと、接し方をやわらかくしようと、工夫して大麻から気を外らせようと、なんの力も持たない。
共依存から脱すること
間違った考え、歪んだ考えに囚われず、
彼の人生と、自分の人生を切り離して考えること。
この所、もうはっきり答えが見えてきているのです。
私は新しい道を歩いています。
もう、同じ場所へは戻らない。後始末や尻拭いはしない。
自分が舵をとることをやめたから、
もう私が心配しなくても、大丈夫。
いま私に出来る準備。
それを、しっかりしていきます!