ゴールデンウィークも終盤戦。
大好きな薔薇の花があちらこちらで咲き始めました。
依存症子さんのカウンセリングを受け、進藤牧師の教会に導かれてから、

気持ちに大きな変化が起こり、私は再び信仰者として生きる決心をしました。
それから、彼へのこだわりにも少しずつ変化が起こっています。

 

 

四月は、三通の手紙が届きました。五通出せるはずの手紙だけど、

給付金の申請と、娘ちゃんと元妻さんへ書く手紙もあったので

私のところへは三通。

 

 

手紙により彼の心がなんとなくわかります。

パロール用紙(犯罪を犯した事への反省と希望の申告書みたいなものかな)
が入ったこともあり、この先は仮、本面談を経て、仮釈放へ。

気持ちはもう、外に出てからの仕事や部屋探しのことに

まっしぐらで向かっているようです。

刑務所でも独居から雑居になった事で人との会話を楽しんでいるらしい。

 

 

私としてはまだまだ向き合い続けて欲しい心の問題が、

隠れてしまうようで、ないがしろになってしまうようで、

これでいいのかわからないという気持ち。

ただ、彼へのこだわりが抜けてきたので、この頃は、だめならば、

彼の事をあきらめよう。

彼といなくても、自分の新しい生活をはじめたらいいと、

私はずいぶんと気持ちに変化が出てきました。
 

 

焦らずに。

まずは治療する事に専念してもらわないと

私がなぜ待っていたのか、意味がなくなってしまいます。

出所して生活が始まってからでは、なあなあになってしまう。

自分には、過去の地獄を繰り返す気持ちはもうない。
疲れたよ正直。

時間が経つことで人の感情は変わるものです。

コントロールしたりされたり、そういうのはもういいやと今は思います。

お互いを大事にできない関係が再びはじまるようならば、

この関係を終わりにしよう。

わかってもらえるといいな、という思いで、気持ちを大事にして、

手紙を書こうと思います。