毎日毎時間、
常に相手に触れていたい
恋愛をすると
一番楽しいであろう時間を
過ごしていたある日のこと
ねえことみちゃん、
これ友達からもらったんだけど
イヤじゃなかったら
使ってみない?
なんかすごく気持ちよくなるんだって
と、B君はバッグから
ドリンク剤のようなものを取り出した
媚薬だった
当時海外で普通に
ドラッグストアなどで
売られているものだったらしいが
日本では売っていない
もののようだ
今のようにネットでなんでも
調べられる時代ではなかったので
どんなものかは忘れてしまった
好奇心旺盛な私は
へぇー、面白そう
試してみる
と、
瓶を手にとった