そして体育館に設営されたステージも
意外と
落ちるには高かった
http://ameblo.jp/himitsuno-3ch/entry-11896299181.html
の続きです
芸術・文化教育に市が取り組む金沢
その芸術鑑賞会公演
増設した舞台も演技スペースは
普段の３分の１くらい
通常右脳しか使ってないだろう疑惑も
まことしやかな某サンジュナさん
前歯を 三本 折って
ろくに言えない発音のある口元と
いつもの芝居では
必ずや落下事故を起こすであろう足元に
左脳も全開で集中しておりました
本番前、
晴れていた空に暗雲が低くたちこめ
今年たびたび見舞われる
豪雨となりました
それは２幕
上手袖から三人の登場人物
まず飛び出すのは某
張り出しによって増設し、変形した部分を迂回しつつ
大きく、演技スペースいっぱいに
ステージ面を行くと
ドスンッ
重く、鈍い音が体育館独特のリバーブ音で大きく響いた
唖然としてる観客
某の後に続いて歩く二人の登場人物
その一人
某に「落ちるなよ」と
ドヤ顔した役者Mが
落下したもよう
もう一人の登場人物が駆け下り
上演中止の様相だったらしい
オペ席の音響さんが立ち上がった
舞台上に演技者は某一人
ざわめきが広がる観客席に向かって
「さしすせそ」の言えぬ発音で
更に声を張って
怒涛のアドリブ一人芝居
元気に歌ってはしゃいでいたのは
決してやけくそではない
元来、
陽気である事が大事な場面
満面の笑顔で某
どんなんしてか舞台に上がるか、
自力で袖に引っ込むかして、救急車に乗れこんにゃろー
舞台が止まるだろ
と思った
舞台人として
間違っちゃいない
しかし
人間的に
間違ってるのも間違いない・・・・
非道だ
そんなの知ってる ・・・・
何分何秒だったのだろう
あの右脳全開の一人芝居
制作も上演を諦めた、一瞬の気の緩みによる事故
それでもストーリーは軌道修正され
無事舞台を勤め上げることが出来たのは
その後の一場をしのぎ
退場したMの根性でも
ましてや某の右脳爆走一人芝居がよかった訳でもありません
一人で観客に対峙した時
金沢向陽高校の生徒さんの舞台への集中力が
芝居を続ける力をくれました
カーテンコールではいつにもまして
心から頭の下がる思いですと
そんな感慨でいっぱいでしたのに
ひまわりの花束をくれた女子生徒さんがまだ泣いていらして
一瞬待ってしまった某は
「ありがとうございました」と
大事なセリフを、生徒さんに先を越され
言われてしまいました
楽屋代わりの柔道場に、ご担当の先生から押し寿司の差し入れ
スタッフ全員で美味しく頂きました（M以外）
ごちそうさまでした
いろんな意味でへとへとな体育館公演
移動バスに乗り込む頃には
暗雲など嘘みたいに晴れわたって
高い夏の空
おまけ
前回更新してから反響に驚きました
誘導のつもりは一切なかったのだけど
大丈夫？って、心配のメッセージ 
をたくさん頂いて
ありがとう、期待に答えられなくてごめんね
でも
落ちたの
某じゃないから
なんで全員が全員、落ちたのオイラと思って疑わないのさ
いつもやらかすとか思ってんだろー
めっちゃ心外だわー・・・
ってこれがまさしく
普段の行い
の賜物ってやつですね
「透明な奇跡」 映画＜oh!透明人間 インビジブルガール登場!?＞主題曲
歌 サンジュナ〈LUNATICA〉