しばらくして父は、姿を消し。
母は、ますます私を敬遠するようになった。

週に1度のプールも、行くことができなくなり、
朝から晩まで、空を眺めるだけの生活だった。

読み書きもままならない私は、
雲を数え、絵本を想像で読むことだけが楽しみだった。

朝昼は兼用で、カップ麺をながしこむ。
毎日同じでも飢えるよりはましだと子どもながらに感じていた。

夕飯がない時は、昼の残りで空腹を満たした。

そして、その日が訪れた…


はい。
今日もご覧いただきありがとうございます!

私の半生が、
誰かの気持ちが楽になることを祈って。