あるまいと! | 中屋商店繁盛記

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庭先に作ったガレージでの出来事や趣味の手帳

毎度ですー

今日はDIYでのアルマイトに挑戦です

前々から気になってたんですが、中々手が出なかったんですよね

やっぱそれでもやってみないと気が済まない性格なので

ここは一丁挑戦ですよ

下準備はこんな感じ、右から

陽極酸化皮膜を作る為の電解槽

染色槽

封孔処理槽です


んで対象のワーク

削り出しなので剥離処理は無し

いきなりアルマイト掛けます

あ、勿論脱脂等の下処理は必須ですよ?

そしたら電解処理

(ここからは自分的覚書挟んでます)

下地処理は水研ぎ#800で万遍なく

電解槽は20℃以下をキープ←これ必須!

結局大きなワークになると冷却が追い付かなくて

電解処理が甘くなります

暖かくなると電解層が破壊され始めるらしいので

温度キープは大事です

よく30分程加工とありますがやり過ぎることはなさげ。

タップリとやって良さそうです

そしたら染色


投げ込みヒーターをぶっ込んで放置でおk

50℃以上キープしてれば良さそう

どっちにしろ投げ込みーヒーターで煮立つ程の

加熱は出来ないしね。


そしたら封孔処理

コレはより強度を上げるための処理なんだけど

あんまりリン酸の濃度が高いと白ボケや粉吹きの

原因になるらしいです


こんなふうにw

めっちゃ白ボケた!

リン酸水溶液を90℃以上に沸かして加工するんだけど

沸かしてるうちに煮詰まって濃度が上がっちゃったのね

トホホ

まー初めての加工だからこんなもんかなぁ

うまく行かなかったけど

おかげで勘所がよく分かったかなw

剥離してやり直そうと思ったけど

流石にこのサイズは無理があるみたい

電解槽の冷却を氷や保冷剤でするんだけど

希硫酸の量は多いわ容器はデカイわもう大変!

手のひらサイズで遊ぶ程度が良さそうかなぁ



まぁでも下地として考えたら

強度は十分あるし

傷入っても無垢肌にはならないし

この上からウレタンで塗っちゃっても・・・

良いよね?

良いよね?

次はうまくやりマーッス!w