「 どうしてこんなことに
なったんだろう… 」
2014年12月２５日 クリスマス。
私は病院の大きな窓から
今にも雪が降りだしそうな空を
見ていた。
心臓がドキドキして
時々息が苦しい。
立っていても
座っていても
ずっと駆けっこをしているように
ハーハ―と
呼吸があがる。
苦しいくせに
とにかくお腹が空くから
バクバク食べる。
食欲があったから…
家族の誰もが
私のこの息苦しさを
見た目で確認することはできない。
私自身も
きっときっと
いつか急に治まる。
病院に行くまでのことじゃない
なんて思っていた。
だけど…
いよいよ足がむくんできて、
いつもの靴が入らない。
息子の26㎝のスニーカーを
借りて会社に行く始末。
ふくらはぎは
まるで像のように太く、
私の身体から
足だけがポンプでふくらませた
人形のようだった。
さすがに…おかしい。
調子が悪くなったと
自覚してから一ケ月経ち、
いよいよ
胸の苦しさから眠れない日々
が続くため
仕方なく病院を訪れた。
今思えば…
それは気兼ねなく仕事が休める
年末になったから
というのが
本心だった。
その結果…
状況は思ったより悪く、
看護師がすっ飛んで車いすを
準備しに行くほどの状況だった。
私の病気は「バセドウ病」。
しかもその時の医師からの指示は
「 根本的に治す方法は今のところ
薬の服用と絶対安静 」
とにかく
休むこと
と念押しして言われたこと
だった。
その時、
私の中の声が聞こえた。
「私、何やっていたんだろう。
私、何がしたかったんだっけ？
私、
わたし…
どうなるはずだった？」
憧れの仕事を手に入れた
はずだったのに…
こんなに苦しくて
辛くて
子供にも不自由をさせてきた
挙句、
辿り着いた結末が…
病気。
絶対安静。
これって
何かが違くない？
もっと本当に私がなりたいって
なりたいって憧れていた自分って
もっと楽しいはずだった。
こんなんじゃない。
なりたい自分って
職業なんかじゃない。
肩書きとか…
そんなんじゃなくて、
好きなことを
ただただしている…
それがしたかったことだよ。
そんな風に自分の声を聴いた時
ツーっと涙がこぼれた。
一回流れると
どういう訳か
決壊したダムのように涙が
溢れて止まらなかった。
それを見た夫は
初めて私の苦しさを
理解したようだった。
２０１５年の新年初月は
自宅で軟禁生活が始まり、
その後、
一ケ月の安静が功を奏して
普通の生活が戻ってきたのだが、
私は決断をした。
もう元の仕事には戻らない。
そして…
好きなことをする。
いや、見つける。
今までも好きなことをしてきたけど
それとは違う道…。
そう、
起業という道を進みたい。
そう思った。
年齢的にも
時間的な自由。
体力的な自由。
金銭的な自由。
それらを
手に入れると決めた。
一番は、
私が動けなくなった時に
自分で責任が取れると
思ったからだった。
清水由美子
1968年。
横浜生まれ横浜育ち
横浜在住。
デオ様（夫）と
息子（富山県在住）
娘（女子大生）
がおります。
8歳の時、先天性の心臓の病
心房中隔欠損症の手術をした。
三カ月に及ぶ入院生活で
人間観察をする癖がついた
のだと思っている。
（後にこれがメッセージを受け取る
キッカケだったと気が付く）
健康に近ずいたものの、
鎖骨下から胃までおよそ
20㎝近くの術痕が残り、
思春期になると、
なりたい職業は手術経験のため
なれず、
恋愛は
術痕があるために
こんな私を好きになってくれる人が
いる訳ないと
自分の人生を呪った。
がしかし、
女子大に入学した際、
当時流行のJJなどの雑誌モデル
をキャンパスで見かけた時、
同じ人間なのに
こうも違うのは
おかしくないか？
という疑問に行きつく。
そこからキラキラ女子を
研究し、真似をすることに
没頭。
すると…
いつの間にか…
彼女たちと友達になり、
サークルに入り、
合コンをし、
渋谷でモデルにスカウトされる
という経験を味わう。
人は見た目を意識すると
自分だけじゃなく
自分を囲む
人生までも変わる
そう実感した出来事だった。
そこからミラクルは続き、
大学を卒業後、
就職し、
現在のデオ様（夫）と結婚。
諦めろと言われ続けた
出産もでき
珠のような子供を授かった。
13年間の専業主婦を卒業し
再び社会とつながるために
アパレル会社にパートへ。
そこから更にミラクルを体感。
仕事は嫌いという方程式が
仕事は楽しいという設定へ。
夢中になって働いてきた
パート時代のことが
2013年 日本感動大賞という
郵政省とリンダパブリシャーズ様
のイベントで
大賞を受賞。
後にその時の応募作品が
「試着室の秘密」となり出版。
高校生の時に経験した
ラジオのお仕事が楽しいという
記憶から、
やってみたいな～と思っていたら
地域のFMラジオ局の
パーソナリティ―として
1時間の生放送番組を担当。
好きを仕事にする
その言葉を聞いた時、
まだまだやってみたいことが
残っている！
と気が付き、
マスコミの仕事へ。
でも、そこで
身体を壊してしまった。
なぜ？
なぜしんどかったんだろう。
好きな仕事をしていたけど
辛かった。
本当に好きか？
そう自分に問うと…
好きが違う。
その好きは憧れだった。
職業へのあこがれ。
目立ちたい、
カッコいい、
特別感…
そんなところが好きだった。
私は、シンプルに、
ただ楽しく生きたい
そう思った。
身体を壊したことで
起業の道を選べたものの、
楽しくて、なおなつ
私が他人にお伝えできることなんて…
あるのだろうか。
もともと人の外見から
感じてしまうメッセージを活かして
占い師になるか…
見た目を変えることで人生が
変わった経験を活かして
ファッション系に進むか…
迷った挙句、
両方を選択したが、
後に、
コンプレックスだらけだった
私に夢と希望をくれた
ファッション系の学校を卒業し、
骨格診断®というファッション理論
を使ったパーソナルスタイリストで
起業したのが2016年。
そして、
1年後、企業様とのコラボイベントを
キッカケに、
骨格診断®のプロを輩出するため
骨格診断®アナリスト認定協会
検定委員として
プロ養成講座の講師を担当。
企業様の研修などにも
参加することがおおくなりました。
講師歴6年になろうとする今。
どうしても気になることが
出てきてしまったのです。
それは…
お客様のご様子を見ただけで
何となく
今の悩みどころが
分かってしまう…ところ。
造形的な美
だけでは
女性は自分の欲望を叶える
ことが出来ない。
2000人以上の骨格診断と
養成講座を担当した上で
個人のお客様へのトータルな
アシスタントをしていきたいな
という胸中にいたりました。
そこで、2020年から
引き寄せファッション（仮）
美人のおまじない（仮）
禊ノートワーク（仮）
おブスの呪いを解くセッション（仮）
などを数回
モニター募集をさせていただいた
ところ…
□ 妊娠しました！欲しかった赤ちゃん
□ 本命の彼が現れました！
□ ブログからの問い合わせが殺到！
□ 夫と一緒に眠れるようになった！
□ 売上からの月収が5倍になった！
などと…
受けていただいたお客さまから
まだまだ嬉しい報告は続いています。
ここから…
「こんな風に喜びを分かち合える
仲間を増やしたい！！」
「私で生まれて「良かったな〜」って
人を増やしたい」
あ～、そうだ。
人生は誰もが波がある。
それを時に忘れてしまうから…
私自身もお稽古しながら
世界中の女性と
「いくつになっても笑って
美しくワガママで喜んで生きたい！」
そんな気付きと想いが詰まった
商品を2022年からスタート。
「心理学」x「ファッション」
この秘密を解くことに
夢中になった２年間。
胸を張って言える実績が
お産だけだった
専業主婦歴13年の私から、
外資系アパレル業界から
ラジオのパーソナリティ、
第三回日本感動大賞大賞
受賞からの出版。
「試着室の秘密」
自分の人生を呪った原因から
今の幸せを受け取れている
あり得ないことのようで
これが真実。
コンプレックスを許す
は
繁栄の法則。
これからは
精神的にも
肉体的にも
物質的にも
豊かになって過ごせる方法を
このブログ、オンラインサロン、
各種講座、個別コンサルで
お伝えしていく予定です。
もし…あなたが
今、いくつであっても
どんなに辛い状況でも
どんなにつまらない日常を
過ごしていても、
どんなに自信がなくても
大丈夫です！
今、生きているなら
幸せで豊かな方向に
進んでいるから。
あなたの創った人生の中で
いくつからでも再生できるから。
長い文章の終わりに…
私を産み育ててくれた母と
父に。
いつも支えてくれるデオ様（夫）、
息子、娘に。
そして、いつも愛と勇気と信頼を
与えてくださるメンターの皆さま、
大切な友人と仲間、
クライアントさまに…
愛と感謝を申しアゲます♡
最後まで、お目通しいただき
ありがとうございます！！
よろしくどうぞ～
「試着室の秘密」の清水由美子／…のmy Pick