40代の専業主婦業界からの脱退! | おブスを脱いで「ツイてる女」に変身する秘密♡

おブスを脱いで「ツイてる女」に変身する秘密♡

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13年間専業主婦業界で生きていた

ある日、

 

 

この業界から足を洗って

私は働きに出ると決めました。

下の子が幼稚園の年中さんに

なった年です。

 

 

 

 

 

 

子供の成長に伴い、

仲良しママは皆こぞってパートや

復職…働きに出ました。

 

 

私は遊ぶ友達が減り、

一気に喪失感が増したのです。

 

 

「私はこの先どうなるのか…」

 

 

 

 

思い起こせば、

コンプレックスの塊だった

諦めの人生からの逆転!

 

 

 

幸せな結婚をして、

玉のように可愛い子供を

二人も授かった…。

夫は元気に家族のためと仕事に

邁進してくれる。

 

 

 

何か不満があるわけじゃない。

 

 

ただ、

結婚しても夫には夫の仕事がある。

外に出て私の知らない世界を

持っている。

 

 

いずれ子供は大きくなって

私の手から離れていく。

 

 

 

私は、私は…

 

 

 

今とずっと

同じでいいの?

 

 

 

 

 

 

そんなことを考え始めた頃、

私は友人の勧めで

ずっと好きだったお洋服の

ブランドショップへパートの応募に

挑みました。

 

 

 

ご縁あって、めでたく採用に。

 

 

 

 

お洋服が好きなのはもちろん

だけど、

当時ショップには

キラキラ輝いている

スタッフさんが沢山いました。

 

 

 

憧れている人と一緒に働ける!

あの空間に自分が立てる!

 

 

 

そんな状況を想像しただけで

大声をあげて飛び上がる程、

嬉しかったんです。

 

 

でも…

 

「仕事なんて今さら出来るの?

子供は平日大丈夫なの?」

 

 

 

夫からはこんな思いがけない、

言葉がありました。

 

 

 

もしかして…

喜んでいない

 

 

 

チラッと私の脳裏に

夫の不機嫌が伝わる一瞬でした。

 

 

 

 

お仕事が決まれば次々と

新しい世界が待っていました。

トレーニング、接客研修…。

 

 

 

ほどなくしてそれらの準備が

終わり、

心待ちにしていた初出勤の前日。

 

 

 

ハプニングが起きました。

 

 

 

 

下の子が発熱。

38℃。高い…。

 

 

 

その日は金曜日の夕方。

すでに受け付けを終了している病院

が多い中、かろうじて診てくれる

クリニックへ行って薬を飲ませますが、

急には具合も良くなりません。

 

 

 

お願い…頑張って…。

 

 

 

 

娘には良くなって欲しい。

だけど…明日の初仕事は

行きたい。

 

 

 

そんな私の気持ちを悟ってか、

夫は私に言いました。

 

 

 

「明日の仕事…休めば?」

 

……

 

 

 

今までの私ならきっと

「そうだね、そうする」

と、直ぐに答えていたでしょう。

 

 

 

 

でも、でも…

それが言えなかった。

 

 

 

どうしても行きたかった。

 

 

 

 

だって、あんなに好きで通った

ショップ。

恋焦がれていたスタッフ。

 

 

 

そこで一緒に働いている自分が

目の前に見えるんです。

 

 

 

 

このチャンスを諦めるのは…

嫌。

 

 

 

 

夫は? 夫はどうでしょう。

子供が熱を出していても仕事に行きます。

 

 

 

私は?

私はどうして休まなきゃいけないの。

パートだから?

 

 

 

 

「私行く。明日パパ休みだよね?

お願いしてもいい?」

 

 

 

「え? 何でそこまでして

働かなきゃいけないの?」

 

 

 

 

 

夫の言葉に

何故かすっごく寂しく、

悔しさみたいな感情が溢れて、

声が震えます。

 

 

 

 

「私、頑張りたいの。

今までの人生でこんなに

頑張りたいって思ったことない。

 

 

 

パパみたいに命がけでやってきた

仕事もない。

 

 

 

今まで生きてきて、

一生懸命やったって胸張って

言えるのって、お産だけ。

お産だけなの、パパ。

 

 

 

仕事をしても

今まで通り生活のことも

しっかりやるから、お願い。

お願いだから…パパ」

 

 

夫は黙って部屋を出ました。

私は娘の隣に添い寝をして

ずっと様子を見守り続け、

気がつけば朝になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の言葉を受け止めてくれたのか、

何も言わずに見送ってくれた夫。

 

 

 

こんな初日のことは、

昨日のことのように今でも

思い出します。

 

 

 

 

あの時、あきらめずに想いを

伝えられた自分。

 

 

今思い出すと、そこが

本当の私のスタートだったのかも

しれません。

 

 

 

 

こうして始まった社会生活復帰の

第一歩。

 

 

めでたく専業主婦業界を

脱退した後、

 

 

私は自分に合う業界の水を知って、

魚のようにスイスイ泳ぎ始めた

40歳手前のことでした。

 

 

続きは…こちらで。

普通が叶っていたことを知った日