彼と同じ職場で嫌なこと。


 それは聞きたくなくても彼の家族の話が耳にはいること。


もちろん彼は私の前ではあまり家族のことを話そうとしない。


彼の周りの人が不意打ちで話してくる。



今日は私の先輩が

「こないだ○○君とイベントで一緒の担当だったんだけど、

彼は女性のお客さん捕まえてくるのが上手だったよ~」

「奥さんと子どもさんが会場に来ててね~

初めて会ったんだけど、おとなしそうな人で意外だった~」

って話してた。


「そんなかんじするよね~」とか

「へえ~確かに意外だね~」とか

適当に相槌打つけど、その後は全然話きけずに、もうイッちゃってた。。。



彼以外の人から、彼の家族の話を聞くと、

彼がどんなに家族を大事にしてるか聞かされてるようで、

とっても辛い。


彼が家族を一番大事に思ってる事は知っている。

彼がこれ以上私と深入りしないようにしてることもわかってる。


それをわかってて、気にしてないフリして、

アナタの前で強がるのはもう疲れたよ…


こんなイベントの日は嫌いだ。

一緒に過ごせないのがわかっているから。

私がどんなにちっぽけな存在なのかを思い知らされるから。


かといってほかの誰かと過ごす気にはなれない。


はやく明日になればいいのに。。。

最近携帯がトイレで溺死した。

データは壊滅状態だったので昔使っていた携帯のデータを新しい機種に移したが、ここ10ヶ月に新規登録したデータが全くわからない。


それはいいとして、

昔の携帯をいじっていたら、4年前居酒屋で隠し撮りした彼の写真が2枚出てきてビックリした。

私もその存在を忘れていた。

昔の携帯だから画像も粗いし、データも保存できないからその携帯でしか見られない画像。


彼は今と変わっていない。

酔っぱらって半目でゴチャゴチャ喋っている時の写真。

いとおしくてたまらない。


彼から届くメールの着信音はずっと変わらずM.チルの「drawing」

菅野美穂と本木雅弘が出演していたドラマの主題歌だった。

私達の関係はドラマのストーリー、曲の歌詞ともに全く関係ないけれど、両者の切ない感じが大好きだった。

この曲を聴く度に彼のことを想う。


彼に対する想いが、

たとえ

不倫にありがちな「ないものねだり」や「自分に陶酔しているだけの感情」だったとしても


「私が彼を必要としている」

これは真実。


彼の想像を遙かに超えるレベルで、私は彼を必要としている。


4年前に写真を隠し撮りしたときももちろんそうだったし、今もそう。

これから先はどうかわからないけれど。。。


この想いを何処へぶつけたらいいのか、わからない。

彼と夕食にでかけた。

彼は職場旅行の後で、もうすでに飲んだくれてできあがってしまっていたけど、まだ飲みたいらしく居酒屋へ。

先日のアウトレットデート以来、なんか頻繁に連絡を取り合うようになってしまった。

彼の恋愛テンションが上がってるのが何となくわかる。(女の勘)


彼とはもう5年も付き合っているのに、深い話やつっこんだ話はしない。

家族のこともきかないし、喧嘩もしない。

気まずいネタにはお互いふれないようにしている。

何で付き合っているかというと、ただ単に一緒にいるときの安心感とか、とにかく感覚的なモノ。


私は彼とですらちゃんと向き合うことを避けている。


お酒が入っているせいか、またエロネタになってしまった。

「コンプレックスが強いから裸になるのがイヤだ」と打ち明けると

「俺だってコンプレックスあるよ」と、彼。

「そんなの気にしないし、それを超えて付き合っていきたい」

そんな風に言ってくれる人と早く出会いたかった。

「俺はぶっちゃけ、Hよりもモゾモゾしてるときの方が好きだ。相手が気持ちよくなってるのを見るだけで満足する。」

いきなりなんちゅうカミングアウトだ。。。でも私も同意見なのでありがたい。

実際、彼とモゾモゾだけで終わったのは数知れず、5年間でHは5回くらいだと思う。

Hがイヤなのか、奥さんに申し訳ないと思っているのか、子供が出来たら困るとか万が一のことを考えているのかとか、私も色々思い悩んだ。

でもあなたはモゾモゾ族だったのね。

ちょっと安心。


帰り際、彼が「ぴっぴみたいに心許せる人はいないよ。男でも、女でも」と言った。

「気を遣わなくていいし」


な、なにを~!!!!

気を遣えよ!!!(まあ安心してつきあえるっていう良い意味だろうけど)

楽につきあえるのは私が不平不満を全く吐かず、彼がファミリーカーを買ったことや、一軒家に引っ越したことや知らない間に二人目をつくっていたことやその他諸々、全部知らないふりしてあなたを追いつめたりしないからでしょう!?

ちょっとそれには腹が立ってしまった。


やっぱり彼は現実(家庭)から逃げたいだけなのかな…

私だから付き合ってくれてるとか、私じゃないとダメとか思ってくれてるわけじゃないのかな…


はっきりさせるのが怖いから、このセリフを飲み込んでまた曖昧な関係を続けていく。

先週の木曜日、デートだった。

デートはいつもだいたい夜だけなんだけど、その日は彼が仕事をお休みしてくれて、朝からデート。

ウキウキがとまらない反面、昼間に逢うのは緊張する。

肌がきれいに見えるように…とか、気を配ることが多くなる。

8時半過ぎに迎えに来てもらう予定だったが、気合いを入れすぎて化粧が終わらず服も決まらず(笑)結局来てもらったのは9時前。(ごめんなさい)

最初はぎこちない空気だったけれどすぐにうち解けて、目的地のアウトレットへ向かった。

1ヶ月ほど前、彼から

「仕事が一段落つきそうだから休んで一緒に遊びにいかない?」

と誘われた。

私の恋愛テンションが下がってくるといつもこうやってエサを与え出す。ズルイ男。

でもそのエサにつられてしまう私。

「どこに行きたい?」ときかれ

「イルミネーションみたい」と、結局夜のデートコースしか思い浮かばない私。

その日は遅くまで一緒に居られないだろうなと思った私は、「でもやっぱり無理だろうから行き先考えとく」と言葉を濁した。

彼が選んだ行き先は車で1時間半ほどのアウトレット。

クリスマス前だしなんか買ってくれるのか!?もしや!?とか思ったけれど彼のお財布事情も(勝手に)知ってたし、あまり期待しすぎると後から来る落胆が倍になることもわかっているので、期待はしていなかった。(案の定何も買ってはくれなかった。笑)


ウインドウショッピングを楽しみながらも、彼が女物のアクセサリーとか財布を真剣な眼差しで物色していると「奥さんへのプレゼント考えてるのかな?」と嫌な気持ちになる。(勝手にね。)

考えない、考えない!!


昼過ぎにアウトレットを出て、ドライブしながら次の目的地を決める。

するとここで、彼が「夜はS市方面に行きたいとやんね、イルミネーションが意外と綺麗だから」ともらした。

「ほんとに?ほんとに?やった~」

夜まで一緒にいれることと、願いを聞きいれてくれたことが嬉しくてはしゃいでしまった。(簡単な私。)


その後、昇開橋を見てS市のショッピングセンターでお茶して、何をするわけでもなくブラブラして、彼の仕事の愚痴とか私の下ネタとか他愛のない話をして、時は過ぎていった。


暗くなったのでS市へ。

メインストリートの両側の舗道に飾られたイルミネーションはとても綺麗だった。

「車の中から見ると綺麗だけど、舗道を歩いて近くから見ると1コ1コバラバラでそうでもないとやんね~」


遠くから見ると綺麗なイルミネーションは2キロほどで終了し、

長くは続かない儚い恋愛を楽しんでいる私達のようで、悲しげだった。


そのままO市へ行き、4年前に一度連れて行ってもらったイルミネーションが綺麗なお家を見に行って、モスバーガーを軽く食べて、デート終了。

途中、「自分はエロいかエロくないか、SなのかMなのか」という話題で盛り上がり、ちょっとエロい雰囲気になったけど、まあ何もなく健全に帰宅。


家に着いてから、「またまったり(どこか)行こうね」とメールが届く。

「いつか」じゃなくて「毎日」という日常が欲しい。

でもそんなこと言えない。

一緒に居る時間が楽しいほど別れてからの寂しさが募る。

そんな日々を何年続ければいいのだろうか。。。。