2019年6月5日(水)。ひみこはお空に行きました。


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闘病中のひみこの写真を見るのはまだまだ辛いですが、ひみこの最期の日々を振り返ってみたいと思います。



ひみこは低グレードの悪性リンパ腫でしたが、最期の数ヶ月は低カルシウム血症も併発しており、血中カルシウム濃度が低下すると発作を起こすようになっていました。そのため、車で15㎞離れた病院に毎日通ってカルシウム点滴を受けていました。



ひみこは通院を嫌がるどころか、時間になるとジッと見つめて病院に行こうよと私に訴えかけてきたりしました。人が好きなひみこには痛い治療よりもM先生や看護師さんたちに会える嬉しさの方が勝っていたんだと思います。



2019年5月25日(土)。病院でいつものように点滴をしてもらって帰ろうとした時、ひみこが倒れました。すぐにひみこは治療室に運び込まれましたが、私達が呼ばれた時にはひみこの呼吸は止まっていました。M先生が心臓マッサージをしたけどダメでしたと私達に伝えました。私は泣きながらも翌日からひみパパは1週間のハンガリー出張が決まっていたので私1人でひみこを送り出さないといけないから「ひみちゃん、まだ死んじゃダメ。」と勝手なことを考えていました。すると、ひみパパが「あれ?今ひみこが動いた。」と言い出しました。先生は驚き、再び心臓マッサージをしながら私達には待合室で待つように言われました。


数分後、ひみこはケロッとした顔で待合室の私達の元に帰って来たんです。

もうこれ以上はカルシウム点滴の負担にも耐えられないということで、M先生と相談して、通院はこの日が最後となりました。 by ひみパパ


次の日、ひみパパはハンガリー出張へ。出張先からはスカイプでひみこの様子を見ていました。



しかし、ひみパパのハンガリー出張中にひみこの呼吸がまた止まったのです。でも病院で先生が心臓マッサージをしていたのを思い出して、私が心臓マッサージをしたら戻って来てくれたんです。あの病院での出来事は私に心臓マッサージの仕方を見せるためにひみこが仕組んだことなのかなと思ったりしてます。


2019年6月2日(日)。ひみパパが帰国。それに合わせてお友達が関東から会いに来てくれました。

正直、ひみこにはもう会えないと思っていました。1週間の海外出張を終え、再び会えたのは今でも奇跡だったと思っています。 by ひみパパ


2019年6月5日(水)。再びひみこの呼吸が止まりました。もしかしたら心臓マッサージでまた蘇生したかもしれません。でも、仕事中のひみパパと電話で相談して、もうひみこは十分頑張ってくれたから逝かせてあげようと決め、14時05分にひみこを送り出しました。人が大好きで家族思いで頑張り屋だったひみこらしい最期だったと思います。



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おまけ:今日のとよ。

今年も大好きなシソ活始めました。


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