ひでです。お早うございます。皆さんはグラハム・ハンコックって知っていますか？。有史以前の超古代文明について色々な本を出している著名な作家です。神々の指紋や神々の刻印（どちらも蔵書です）などで、世界各国で発見された出土品や加工品や建造物等を分析して、今でいう古代文明以外に、超古代に古代文明以上の高度な文明があったとしています。
神々の指紋では、１万年以上も前に起きた洪水の浸食の後がスフィンクスの体に見て取れるそうです。本当にそうなのか？。だったらピラミッドよりもっと古いという事ですね。
スフインクスはギザにある岩盤を削って造られ、高さ≒２０ｍ、長さ≒７３ｍという巨大な彫像ですが、文字で書かれた記録はいっさい見つかっていないため色々な憶測をよんでいます。いつだれが建てたのか、建造当時には何と呼ばれていたのか、正確なところは一つも分かっていないという事です。
現物を見ても・・・真ん中より少し上の線が洪水の跡でしょうか？。めったに雨の降らないカイロで、高台にありナイル川からの高低差も凄くあるのに・・・洪水の線だとしたら・・・不思議でしょ？
一般的に大スフィンクスの顔がカフラー王に似せたものだと言われていますが、大きな根拠となっているのが、カフラー王から１千年以上後になる新王国第18王朝時代のファラオ、トトメス４世が残した「夢の碑文」と呼ばれるものです。
足の間に有るのがその碑文です。
エジプトは紀元前２１８０年ごろから混乱状態に陥ってしまって、大スフィンクスもいつしか忘れ去られ、すっかり砂に覆われていました。
ある日、まだ王子の1人だったトトメスは狩りに出かけ、スフィンクスが埋まっている砂丘の上で居眠りをしていました。すると夢の中に大スフィンクスが姿を現し、「自分を掘りだしてくれたらお前を王にしてやる」と告げたのでした。
後年、王子がファラオになったとき、彼は大スフィンクスの前足の間に、事の顚末を記した碑文を設置したというものです。それが、イタリアのエジプト学者によって発見され、そしてその拓本を解読したイギリスの物理学者が、碑文の中に「カフ」と読める文字を発見し、これをカフラー王のことと解釈した。これだけでピラミッドをカフラー王が作ったとされているんです。
カフラー王がピラミッドを作ってスフインクス・河岸神殿・参道などを整備したというのが説明しやすいですが、スフインクスが先に有るとなれば、スフインクスを基にピラミッドを作ったことになります。ん～ん疑問は続きます。
ですが、８０万年前に作られたと主張する学者もいます。火星ある岩と大スフィンクスとの関係を指摘する意見もあります。その内、異星人が作ったという説が出てくるのでは・・・それじゃ、昔に読んだ本に戻るじゃありませんか。笑
ここで問題です。「朝は４本足、昼は２本足、夜は３本足ってな～んだ」答えは人間です。小さい時はハイハイして、大人になれば２本足、歳をとれば杖をつくから３本足です。
ギリシャ神話にもスフィンクスは存在します。こちらは顔は女性で、ライオンの体を持ち、鷹の翼に蛇の尻尾を持つ怪物です。神話の中でスフィンクスは驕ったテーバイ人を懲らしめろと女神ヘラの命を受けました。
ピキオン山で道をふさぎ、答えられなかった者を喰らっていました。そこにアポロンの神託を受け、旅に出た若きオイデオプス（悲劇の王オイデオプスの話はまた今度）が通り、謎を解いてしまいます。謎を解かれたスフィンクスは、崖から身を投げて死んだと言われています。と言うお話。
「ギリシャ神話とどう言う関係があるんですか」とアジ―さんに聞けば「エジプトからメソポタミアに伝わりギリシャに行くまでに色々話が変わったのでは？」という事です。エジプトより先に文明はないという自信が窺えますね。
スフィンクスの前足って本当に長～いんですね。
スフィンクスの鼻はナポレオン軍が射撃の練習で壊したとか、髭もあったようですが、イギリスのどろぼう（大英）博物館に収蔵されているようです。
この写真何処かで見たことありませんか？
１８６４年第２回遣欧使節団。始めてスフィンクスを見た日本人です。今では近寄れませんが
スフィンクスの見つめるものは、やっぱりピザハットのビルでした。笑
色々見てるとおかしなエジプシャンが「写真を撮ってくれ」と言うんです。またワンダラーって言うのかなと思ったんですが、写真を撮って欲しかっただけでした。何のために？。笑
この人にかかるお金はワンダラーですみません。
周りには観光用のラクダが沢山客待ちをしています。アジ―さんに聞くと一人５ドルで乗れるようなんで、「乗るためにちょっと離れます」と添乗員に言うと。
「ダメです。どんな病気を持っているのか分かりません。他の人に感染したら大変です」と認めてもらえませんでした。他の人の迷惑になったら困るんで諦めましたが、心残りだな～。
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