本番前夜、稽古が終わってミーティングという雑談をしていたトキのこと。

「ねこさん上手くなりましたよね」

「そうですね。」

S氏とHさんが話していた。
上手くなるもなんもこの2年間演技なんてしてないし
なんも変わっちゃいないと思うんだけどね。
それでも褒められるのはうれしい。笑

「FAちゃんは何か行動を起こすとき理屈を考えてしまうんですよね。」

「ああ、そうかもしれませんね」

「ねこさんは頭で演技しないんですよ。」

「うんうん。確かにそうだ。言ってるコトはすぐ理解するけど
 頭で演技しない、あまりいないんですよね。」

理由は本に書いてあるしワタシ自身の理屈やら生理なんて芝居には関係ない。
とワタシは思う。
Hさんに言わせると珍しいらしい。
そういえば昔
「ねこさんは奇異な女優なんですよ」
と言われたコトがあったなぁ。笑

ワタシはプライベートでは相当な理屈屋だ。
物事理詰めで考えるコトが多い。
そう言ったら

「おもしろい!ますます珍しいですね。」

珍しいって言われるのも結構好き。笑

役を纏う役者とさらけ出す役者
見せたい自分を見せる役者と期せずして見せたくない部分をさらけだしてしまう役者。
そんな話をしていて

「自分の中に見せたくない部分があるのかないのかわからない」

と言ったトコロ

「なるほど。ねこさんは欲もないんだと思いますよ。」

とH氏。どうなんだろう。とっても強欲な気が自分ではしてるんだけどなぁ。

役者としてのワタシがどういうタイプなのか
自分ではぜんっぜんわからない。笑