溢れかえるほどの 

ものたち


決して売り切れることがない

お洋服たち

一生袖を通されずに終わるかもしれない

プラスチックたちは

ただ黙って吊るされている


本屋を覗けば

自分を知る

自分に返る

そんな本たちばかり


この世に

これほど溢れているのに

救いとなるものは

一体どこに売っているのだろうか


みんな

何を探しているのだろうか

本当は何を探しているのか

果たして

知っているのだろうか



さみしいな


自分の声かと思ったけれど

この世の嘆きのほうかもしれない