いよいよ
43日間の締めくくりが来た。
彼の仕事も順調に進み、荷物の片づけに入った。
最後の週、
私は自分の気持ちに忠実に行動した。
彼は私が住んでいるところから
高速道路を使って1時間ほどのところに
宿泊している。
私は仕事の都合がついた月曜と水曜に
彼と同じホテルを予約した。
とにかく会える日には会っていたかった。
その二日間、
一緒に晩御飯を食べ、
一緒に眠りにつき、
一緒にモーニングをして、
それぞれの仕事に向かった。
水曜の夜は私の車で出かけ、
まだ少し時期は早かったが桜の名称に行き
たくさん写真を撮った。
いい歳したオジサンとオバサンは
手を繋いで歩いた。
チャーミーグリーンだ。
前の週の金曜から毎日会えてることになった。
とても充実した楽しい毎日が過ごせた。
これまで私は
片手落ちのような
バランスの悪い恋愛ばかりしてきた。
そういう人を選ぶ傾向が私にはあった。
だから、8年くらい前からずっと
もう、彼氏なんか要らないと、
男の人には頼らないと思ってきた。
かけがえのない女友達や、
楽しく遊べる男友達がいる。
それだけで十分だった。
そんな男友達の一人が彼だった。
関係は真っ当ではないが、
私は今、真っ当な恋愛をしていると思う。
同じものを見たり聞いたりすると共感しあえる。
穏やかで楽しい時間を過ごせる。
とてもバランス良く感じるんだ。
☆..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴...∴..∴..☆
この関係が始まった頃、
彼の長期出張が終わる前に、
二人で部屋食できる温泉に泊まりたいねと話し、
彼が手配をしてくれていた。
その日が
あっという間に来てしまった。
< つづく >