本日、おやすみ。
今日は、あたしの父のことを…。
あたしの父は、御歳80歳。
80歳ですが、80歳に見えない若々しい父。
母も若々しく、夫婦二人で年齢不詳な夫婦。(笑)
長年教師をしていて、生徒たちには慕われていたようですが、あたしたち家族からすると、仕事をしていた時の父は、正直、家のことは母に任せ切りで仕事一筋の人でした。
小さい頃に、父の担任していた生徒さんが卒業後も家に遊びに来るのにヤキモチを焼いて、生徒さん達に、
「あたしたちのお父さん取らないで!」
と、妹と2人で言ったことなんてこともあります。(笑)
父はマイペースで、退職してからもご飯以外は、自室で趣味の絵を描いたり、散歩に行ったりと自由人。
よく母が、
「あたし、一人でいるようなものよ。」
とよく話してました。
母が肺腺がんで闘病した時も、最初は叔母に任せきりでしたが、次第に母の看護の中心は父になっていきました。
母の晩年は病状が良くなく、叔母やあたしたちにも暴言を吐いたり、叩いたりしていましたが、父はそんな母を、
「可愛い。可愛い。」
と甲斐甲斐しく看護してました。
今回、だーりんの病気を知らせた時も、
「大丈夫!俺、そっちに行った方がいいだろ?」
と行動早く、数日後にはこちらへ。
あたしは、こちらまでの送り迎えはすると言ったのですが、
「いやいや、駅(こちらの最寄り駅)から歩いてくるから大丈夫!」
と、こちらに来た次の日からだーりんが書いた地図を元に散策。
しかし、次の日の散策から戻ってきた父、開口一番、
「いやー!ころんじゃったよ!」
と、見ると目の下の頬骨の所に擦り傷、膝小僧に擦りむけ。
「どこで転んだの?」
と聞くと、
「駅近く。でも、車が2台停まってくれたよ。」
と、笑顔で言ってましたが、やはり齢80歳なんだな~!と、父の年齢を改めて自覚する出来事でした。
父も気にしてないように見えて、色々考えたのか次の日、
「やっぱり、帰りは○○駅(乗り換えある大きい駅)まで送って欲しい。」
と言ってきたので、あたしもその方が心配ないから送らせて下さい。とこちらからも申し出ました。
父がこちらに来ることになり、いいこともありました。
それは、またの機会に。(笑)
そして、昨日は珍しく父から電話。
「怪我したところは、だいぶ良くなってきた。次は、○日に行くから~!」
との連絡。
姫とも少し話して、電話を切りました。
だーりんの病気の件があり、ほんと父がいてくれて助かりました。
この歳になって親に迷惑かけて不甲斐ないとも思いましたが、きっと、また父と一緒に過ごすことにより、だーりんもあたしも、もちろん姫も得ることが沢山あるのだろうと思います。
これも、空の住人の母の仕業だと思っています。
母、空の上でニマニマしてるんだろうなぁ~!
その母の顔が、目に浮かびます!