こんにちは
にんまりイラストの姫谷つづりです。

今回は、
ターゲットさんを絞ると
いうことについて思うこと。


よく、ターゲットさんは
とにかく絞れ、
ひとりに絞れ、
と言われます。

私はそこに囚われて、
一人になってないから
ダメなんだわ
とか思ってしまう方です(笑)



わたしは、
イメージしましょうって言われて
とまどっていたけど。

よく考えると、
自分が無理なくできることで
お役に立てるひとたちなのだから。

ターゲットさんって、
自分が力まなくても
助けられる人たちのこと。




よく言われている

あなたのターゲットさんは、

女性?男性?
未婚?既婚?
子供はいる?いない?
仕事はしてる?してない?


最低でも、
この位はわかっておきたい。
イメージというよりも
わかっておく。

なぜなら。

特にこのあたりは

なんていうか、例えると、
違う国のひとたちです。

考え方、視点が
全然ちがう。


古着屋さんで働いてるとき、
対象が老若男女どんとこい!だったので、
男性と女性のお客様、
10代の方からお年寄りまで、
ほんとに幅広くいらっしゃいました。

欲しいお洋服を見る視点も、
買い方も、
みんなさまざま。
とくに上で書いたポイントでは、
全然ちがうんです。

男子は女子が見ないようなポイントで
買ったりします。
えっ、
そこで買うの!?みたいな。

お年寄りは、
着安さ重視です。
身体があまり動かないから、
窮屈なお洋服はあんまり着れない。
ピッタリしたものでも、伸びないと
いけないし、
襟もあまり空いたものは着ない。
丈もあまり短いのはきたがらない。


考え方が違えば、
見ているもの
欲しいポイントが
さまざまだから、
響くことば、ツボ、表現も
全然違う。





わたしは、自分にまだ自信がないので、
なるべくたくさんの人に
掴んでもらえる表現で‥
とか、ついつい考えてしまいます。

とくに、そんなこと考えながら
漫画を描いてきたもので。

あれこれ手広くやるのは、
エネルギーも、時間も
たくさんかかります。
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調べることや、
気遣う範囲も膨大になります。


そして、万人受け‥って考えると
無難になってしまうんですよね。
がんばって、
自分を小さくしてしまう。
勿体無いです。


たくさんの人に対して必要なのは、
合わせることではなく。

絞った自分を
知ってもらうことなんだよなあって
いま書きながら気づきました