【恋夢】最後の恋…6 | カンタ印  元気印

カンタ印  元気印

日々の出来事、思った事などをとりとめもなく...

「その恋はうまく行ったんですか?」

新しい氷とお酒をグラスに注ぎながらマスターが尋ねる。

『…』

「?」

『彼女には…家庭があったの』

指先が水滴をなぞるグラスの中で氷がカランと音をたてた。



彼とは短大を卒業してすぐに結婚した。卒業の少し前に私の妊娠が分かったからだ。

でも、結局その子は流産した。

彼は「またすぐに出来るさ」って言ってくれて、私もそう思っていたけれど、結局子供が出来ないまま10年以上の月日が流れた。

病院で診てもらっても、これと言った原因は見当たらなかった。

それでも流産の事を気にする私に、「2人だけの生活も悪くはないさ」と優しい彼は言った。

時間が経つにつれ出会った頃のときめきや恋心は薄れていったけれど、それはそれで穏やかで幸せな日々を送ったいた。

流産した数年後から始めた仕事も充実していて楽しかった。

その会社で雄輔君とは出会ってしまった。



「香子(きょうこ)、もう寝た?」 隣のベッドから彼が声をかける。

『…起きてる…けど…』 そう答えると黙ったまま私のベッドへと入ってきた。

「いい?」

返事をする前から首筋に唇が落とされ、ボタンを外した指が胸元へと滑り込む。

雄輔君への気持ちに気づいてから数ヶ月、こんな風に彼が求めてくる回数が増えていた。

『あなた…最近どうしたの?』

「香子、この頃すごく綺麗だから…。何か…不安になる」

そんな言葉を囁かれて嬉しく思うのに、今までと何かが違う。

彼に愛され反応しながら、何処かで違う人の事を求めている。

「香子…香子…」 そう呼ばれる事さえ、今は…。

私が働き始めた会社には「恭子」という同じ名前の先輩がいた。

区別をつける為、私は「カコ」と呼ばれ、それは先輩が退社した後も続いた。

だから、彼が呼んでくれる「香子」という響きは何だか特別で大好きだったのに…。

香子という響きに心が拒否反応を示す。

違う…違う…。

「カコさん…」私を呼ぶ雄輔君の声を思い出す。

罪な女…。こんなに溢れさせながら他の男の事を考えている。

「ぁあ…締まる…」 私の中で彼が膨らむ。

「…香子…もう…ぁあ…イクよ…イク…香子っ!」

突き上げられ、彼を締めつけながら達していた。

頭では雄輔君の事を考えながら…。

                                              つづく



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ども♪1週間のご無沙汰でした(・∀・)


半年開かなかったのはいいけれど…どうなるんだ?この話( ̄ー ̄;


筋は決まっている。


だけど、展開?構成?それがぁあああああああああ!


グッタグタになりそうです( ̄ー ̄;