恋夢…7(再) | カンタ印  元気印

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日々の出来事、思った事などをとりとめもなく...

「・・・さん。夏海さん」雄輔君の声で起こされ、目を覚ますと、家の前だった。

『ごめんね。寝ちゃった』

「夏海さん、疲れてんですよ。ゆっくり休んで下さいね」

『ありがと。明日休みだし、そうするね』そう言って、車を降りる。

降りる時、熱のせいでヒールの足元が少しフラついた。

「まだ寝ぼけてるの?(・∀・)」雄輔くんはそう言って笑った。

よかった。気づいてない。

雄輔君と別れ、自分の部屋に向かう。

部屋の前の廊下までくると、車を降りて、煙草を吸っている雄輔君の姿が見えた。

私に気づき、手を振る。

私も手を振り返すと、カギを開けて部屋に入った。

そして、そのまま玄関先に座り込んだ。

『着替えてベッドで寝ないと・・・』そう思いながらも、壁にもたれたまま動けずにいた。



夢の中で雄輔君の声を聞いた気がした。愛しい雄輔君の首に両手を回す。

いいよね、夢の中だもん。甘えても・・・。



翌朝、目覚めた私はベッドの中にいた。

部屋の中を見渡すと、ソファーにもたれて雄輔君が眠っている。

『私、どうしたんだっけ?』昨日の記憶をたどる。

「大丈夫?」気配に気づいたのか雄輔君も目を覚ました。

雄輔君は私のベッドに腰掛けると、自分のおでこを私のおでこにくっつけてきた。

「まだ少し熱あるかなぁ・・・」

『(〃∇〃)ぁ、あの・・・』

「携帯が車に落ちてたから届けに来て、そしたら夏海さん倒れてて、スッゲー熱で・・・」

雄輔君はベッドから下りると、脇に正座して手を合せた。

「ごめん(。-人-。)!勝手にあがって!でもおれ、夏海さんひとりにしておけなくて・・・」

『雄輔君・・・。謝んないでよ、ありがとう(ノ_・。)』

「それに・・・」

『それに・・・?』

雄輔君が視線を落とすと、みるみる耳まで真っ赤なる。

私はその時になって初めて、自分がパジャマに着替えてる事に気づいた。

「(//・_・//)えっと・・・あの・・・ドレスのままじゃ苦しそうだったから・・・でも、ゼッテー見てね~し、暗かったし、目ぇつむってたし・・・」

慌てて、しどろもどろで言い訳する雄輔君がおかしかった。

「そうだ!夏海さん、腹減ってない?おれ、なんか買ってくるよ」そう言って、逃げるように出掛けていく。

私は1人になって思っていた。

誰かに看病してもらったなんて、何年振りだろう?

どうして雄輔君といると、こんなにも安心なんだろう?

少しだけ、今だけなら甘えてもいいのかな?今だけだから・・・。

私は自分の中に芽生えた戸惑いの感情への答えを探していた。

                                                   つづく