翌朝チェックアウトを済ませた私は、ロビーでコーヒーを飲んでいた。
海の見える窓辺の席。
「雄輔!」
声のした方を見ると、雄輔とよばれた20代半ば位の背の高い子が従業員と話をしていた。
雄輔?・・・まさかね(^_^;)
雄輔と呼ばれた子は歩いてくると、私のとなりのテーブルのちょうど私と背中合わせになる席に座った。
ウエイターがコーヒーを運んでくる。
そのウエイターを呼びとめて、私はコーヒーのおかわりをたのんだ。
ウエイターが席を離れた時だった。
「名前!」
『え?』驚いて振り向く。
「名前。今度会ったら教えてくれるって言ったべ?」そう言うと、笑ってこちらを向いた。(-^□^-)
『どうして・・・?』
「この席座ったら、きのうと同じ香りがした。で、もしかしたら?って。今、声聞いて、間違いねえo(≧▽≦)o!って」
私はビックリして、黙ったまま雄輔君を見つめていた。
「で、な!ま!え!!ヾ(。`Д´。)ノ」
『あ・・・夏海。・・・夏の海で夏海!』
「へぇ~♪夏海かぁ~!(≧▽≦)」
「で、夏海さんはこれからど~すんの?そこ行くの?」テーブルに置いてあったパンフレットを指さす。
『ん~、どうしようかと思って・・・』
「じゃあ、おれがいいとこ連れてってやるよ。きのうのコーヒーのお礼(・∀・)♪」
そう言って、人懐っこい笑顔をみせた。
つづく